マップラバーとマップへイター

今日は、マップラバーとマップへイターについてお話しします。
この二種類の人で売場のつくり方が二分されるんです。

maploverは、地図を好む人と言う意味です。
お店に行ったら、店頭のフロアレイアウトで、だいたい行く売場を決めて、
お目当ての売場に行き、モノを買う。
時間をかけて店内を回遊するよりも、
短時間で効率的に買い物したい人ですね。

maphaterとは、地図が嫌いな人、と書きます。
とりあえず、お店に入っていろいろな売場を物色し、
ゆったりと、もの探しをして、買って帰る人。
マップへイターと言います。

マップラバーに対しての売場づくりは、
店内案内板や売場インデックスをしっかりつくること。
天井から下がっている大分類サインや、什器上の中分類サイン、
棚の中の仕切り版の小分類サインが
文字通り、目的の売場への道しるべになりますので、
これら案内POP・サインのフロア設置がとても重要になります
什器レイアウトもわかりやすくし、主通路・副通路が見ただけでわかり、
什器がまっすぐ整列されていて、分類サインも高低差・前後の
グリッドが合っていて、売場の番地を探しやすくなっています。

書店やドラッグストア、家電店など
フロアインデックスが充実しているのは
こういう人たちに便利だからです。
大量にいろいろな販売するお店にうってつけで、
ある意味、店側も効率的に購入客をさばくことができます。

ただ、こういう人たちは、インターネット通販買い物客にもなりうり、
アイテムや嗜好のインデックスに沿って商品を探すのにも長けています。
ショールーミングにならないようにご注意ください。

一方、マップへイターは、店内案内板や売場の
分類サイン・POPに目もくれないで、わが道を行く感じで
店内を回遊します。
サインやPOPを見るのが面倒なんですね。
カンや雰囲気で歩いているんだけれども、
最後にはちゃんと目的のものを見つけます。

こういう人は、雑貨店やクラフトショップなど、
売場がきれいに整列していないお店でも大丈夫。
なんとなく、行きたい方向に行ってなんとなくモノを探します。

マップへイターにとって重要なのはリレーションになります。
つまり、売場と売場のつながり、モノとモノの繋がりです。
ワイン売場の横に食器売り場がある、
食器売り場の横にレシピ本やグルメ本がある・・・みたいな
売場配置ですね。
ウイスキー売場の横にジャズCDを置いても大丈夫です。
もともと自由に歩き回るのが好きですから、
少し寄り道して他の商品を見ても大丈夫なんです。

最近は、マップへイターとラップラバーの中間にある店も増えています。
つまり、目的買い、ブラブラ買い、両方できるフロア編成ですね。
例えば、スーパーは、完全にマップラバーで毎日の食事の用意が
効率的にできるように、フロアインデックス化が高度なのですが、
スーパーの中に、セレクトショップを入れる例が増えています。
マルエツの中にワインショップ「エノテカ」を入れたり、
東急ストアの中に「オイシックス」を入れたり。

人によっても、日によっても、マップラバー、マップへイターに変化します。
なので、店内フロアレイアウトをするときに、双方にウケる売場を
つくればよいのですね。

例えば、蔦谷書店がそうです。両方を併せ持っています。
一方、ジュンク堂はマップラバー、恵文社はマップへイターですね。

あなたのお店の来店客はマップラバー、マップへイター、
どちらですか?
買い物客を考察して、どちらを取りこんだら自店に有利か、
一度考えてみましょう。

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