すべてPPつくればいいということではない。

今日は、PPについて話します。
先々週、ディスプレイセミナーを秋葉でやりました。
多くの方に来場いただきありがとうございました。(^^)

●ディスプレイセミナー

そのディスプレイセミナーの後になんなんですが、
なんでもかんでもPPつくれはいいというものではない・・・というお話をします。

売場塾のMDPの章を終えたり、ディスプレイセミナーを終えると、
PPを作りたがる方が多いです。(^^)
これはまあ、悪いことではないのですが、PPの本質を知るといいと思います。
PPは、島什器や壁面、柱でつくられる、来店客を長時間滞在させる重要な
「回遊させるディスプレイ」ですが、あくまで「回遊」なんですね。

「回遊」の目的が店内で達成されるのであれば、無理にPPをつくることはないと思います。
例えば、IPをそのまま天井までつくる「ウォーターフォール」をしてもいいですし、
壁紙と棚を豪華な色に代えてもいいです。
また、プロモーションPOPを置いたり、デモガールを
置かせてもいいのです。

PPをつくることを目的にしてはいけません。
ディスプレイ制作が目的になってしまいます。あくまてせ、お客様を回遊させないと意味はないです。
だから、すごく小さいミニカーをPPに置いたり、
棚の下からやたら商品を持ってきて三角形にしてもダメなんです。

MUJIさんやビームスさん位に戦略的に
PPを設置するというならいいのですが、
なんでもかでも2100高さの棚にスペースを開けて
PPを無理に作ってもダメなんです。
ディスプレイポリシーが必要でしょう。
それは、展示と陳列は必ず分けるように空間が設定されている・・・・とか
グループやゾーンの入口にはPPをつまり、
ゾーンの世界感を醸し出す・・・みたいな
決まりです。

それは、今度の第37期でもお話ししますね。
事例もいくつか出しますよ。

今度受講される皆さん、楽しみにしてください。(^^)

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