売場ドッと混む「アメリカ売場見放題!」での勉強の仕方

今日は、売場ドッと混むの「アメリカ売場見放題!」の見方や
勉強の仕方についてお話します。

「アメリカ見放題!」は、当社がここ5.6年の間、アメリカに行って
商業施設や専門店、公共施設にて参考になる売場を撮影してきて、
それを売場ドッと混むにて公開してるサービスです。
売場塾通学中、生徒はそれらの売場を見放題になるということですね。
現在2、300枚位アップしています。

有名な百貨店、GMS、スーパー、ディスカウント、専門店、ドラッグストア、
ホームセンターなどなど日本では見ることのできない売場が目白押しです。

さて、この写真アルバムの見方ですが、ただ「ディスプレイがきれいだな~」
で終わってはいけません。
ここでフレームワーキングしなければいけません。
フレームワーキングの想起法を使って、写真の中にどんなVMD手法が
隠れているか瞬時に思い起こさないといけないのです。
そのイメージ図はこちら。

●フレームワーキング

例えば、売場塾の2日目でMDPのテクをたくさん学びますよね?
その時に、くくりやオーケストレーション、ネガティブスペースや
キャッピングなどさまざまなテクを専門用語で学ぶのですが、
写真を見てバッと、この専門用語が頭の中の引き出しから引き出さなくては
いけないのです。

写真を見て
「くくりが水平になっていてきれいだな」
とか
「このキャッピング、シンメトリーになっているけど、上の棚が低すぎるな」
とか
「MDテーマはおしゃれな遊園地デートになっているな」
とか
専門用語を駆使して、そのまま言葉に発しなくてはならないのです。

発しなくても、少なくとも心の中でつぶやかなくてはいけません。
英会話と同じで、VMD専門用語を繰り返し繰り返し日常で使用することにより、
いろいろな方に、「売場づくりを言語で正しく伝える」という話術を
身につけなくてはいけないのです。

なので、見たことのない楽しいアメリカの売場を見ながら、
ぜひVMD用語をつぶやいてください。
引き出しには55のVMD用語が入っているはずですよね。(^^)

家族と買い物に行ったり、友達とSCに行ったりするとき、コンビニに入った時、
風邪薬をドラッグストアに買いに行ったりするときに、ぜひ売場を
眺めてください。
そして、VMD用語(詳しくはフレームワーク用語と言う)を発してみてください。

これを繰り返していくあなたは半年後には確実に、「正しい言葉で売場づくりを
他人に教えることのできるVMDの達人」になるはずです。

VMDのリーダーになりたい人、ぜひこのフレームワーキングを使って
日常の生活の中から売場づくりを学習してくださいね。
2016年もがんばってVMDの勉強しましょう。

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