それは4つあります。
まずは難易度。
これは、VMDインストラクタへーとしてコンサルしている仕事の難易度により
料金が可変することです。
当然難易度が高いほど、料金高いです。
難易度とは、「他の人に代替わりがきくか、きかないか」です。
当然、だれでも代替わりが訊くような仕事は難易度が低く安いです。
あなたしかでなく、代替わりがきかなければ難易度は高く、コンサル料金も
高く設定できます。
次は労働時間。
この考え方はとてもシンプル。
何時間かかったかで料金を設定することです。
早い話、日給、時給のことです。
これ、コンサル料金としては普遍的な考え方です。
時給で設定する方もいますし、日当または半日当の方もいます。
私は半日当か日当で料金設定することをお勧めします。
時間で決めてしまうと、けっこうクライアントそわそわしちゃうんですね。
あー、あと20分しかない!みたいな感じ。
オーバルリンクの場合は、クライアントをナーバスにしないように、
2.5時間、4時間、6時間、8時間を区切りとしています。
それは仕事内容によって違います。
次に個性度。
これ、何のことかと言うと、コンサル自体をパッケージ化することです。
コンサルを、セミナーにするのか、OJTにするのか、アドバイスにするのか
によってコンサルの形を決めてそれに料金を付けることです。
セミナーと言うとわかりやすいですよね。
黒板があって数人に教室のように教えるスタイルです。
これ、セミナー料金として実はとても設定しやすいです。
OJTの場合は、売り場にいき、コーチングすることですが、単に行っただけで
デコレーターしている方がかなりいます。
ディスプレイを装飾している作業ってコンサルじゃないんです。
これはデコレーター料金とすべきです。
現場コンサルというのは、「店舗スタッフにその場でディスプレイを教えること」
ですので、自ら手本を示しても「作業」してはダメなんです。
これ、VMDインストラクターがよく陥る失敗です。
次に目的。
コンサルのあなたの目的です。
実験的に新しいコンサル業務を行う場合は安くします。
クライアントには悪いのですが、実験として新しいコンサルをやってみるんです。
これは「お試し価格」というやつです。
実験が成功すれば、料金を高くできます。
例えば、オーバルリンクで「目線ツアー」というコンサル方法がありますが、
これ、OJTでクライアントにとても人気なコンサルなんです。
このサービスを確定化するために最初はお試しでしていました。
私自身が最初に会社を作った時は、無料で「店舗診断」していました。
しかもレポート付きです。
もちろん今は正規料金をいただいていて、その精度は10倍です。
あなたがもしVMDインストラクターとして店舗診断コンサルををするならば、最初の
10件くらいは無料で行うことをお勧めします。
今日は、VMDインストラクターのコンサル料金の決め方、4つの項目をお話しました。
次回は「コンサル料をいくらにすればいいのか」について話します。
これも訊きたい方、いっぱいいると思います。(^^)
お楽しみに!!