ノウハウとハウツーの違い

今日は、VMDのノウハウとハウツーの違いをお話しします。
VMDのノウハウというのは、売場づくりの考え方や理論です。
もっとわかりやすくいうと、コツみたいなもんです。

一方、ハウツーというのは、実用指南、やり方、実施方法をいいます。
誰でもできるようにされた取説みたいなものです。

なので、ノウハウを持っている方はプロで、その方は、そのノウハウをもとに
売場づくりのハウツーを初心者向けにつくる・・・という作業をします。

つまり、ノウハウがないとハウツーはできません。
だから、現状をとりあえず何とかしたいと思ったり
この場面に対処するにはどうすれば、というのはハウツーになります。

ハウツーは、その場でその時にしかできないため、応用が利きません。
例えば、服のハウツーしか知らない人が、化粧品の売場づくりの仕事が
きたらもうわからないといったことです。

ノウハウは、プロの方が取得・確立するもので、一番いいのが
自分自身のノウハウを持っている人はどんな企業でも通用しますし、
独立しても大丈夫です。
ノウハウを使って、ハウツーをつくればいいのです。

あなたの百貨店VMDのノウハウを
コンビニVMDのハウツーを転換できます。
あなたの紳士服のVMDノウハウを家電VMDのハウツーに
転換できます。
あなたのVMDノウハウを、販売員用のVMDハウツーに、
経営者用のVMDハウツーに転換できるのです。

売場塾は、VMDのノウハウを教える学校です。
確かにディスプレイのワークショップもたくさんありますが、
そこはハウツーでなく、ノウハウを教えています。
それは売場塾が「VMDのプロになりたい」人を育成しているからに
他なりません。
ノウハウが会得できないと、異なった環境に置いて、すぐに効果が
発揮できないからです。

そして、VMDのプロになったら、販売員向けにやさしいハウツーに
自分の持っている知識を転換させてください。
きっとあなたは、誰もが模範とするVMDの先生になるでしょう。(^^)

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