
0.リスキリングとは
リスキリングとは「新しい業務や職種に対応するために、新たなスキルや知識を習得すること」と定義されています、
DXに関するリスキリングが多いのですが、英語やVMDも立派なリスキリングです。
VMDの学校「売場塾」には、多くの社会人がリスキリングをしに通学しています。
さて、今回なんで英語とVMDを並列して話しているかというと、英会話学習とVMD学習は似ているところがあるからです。
まずは、英語の話から話していきます。
1.なぜほとんどの人は英語を挫折してしまうのか
今年になってオンライン英会話のCMが目につきます。
スピークとかスピークバディとかDMM英会話などがオンエアされています。
スマホでいつでもどこでも英会話学習できる世の中になりました。
英語は小3からの必須課目になったし、ビジネスのグローバル化による需要、インバウンド対応のため、などが英会話学習熱の高まりの原因です。
そのため、英語がビジネス上必要になり勉強している社会人が増えています。
実は私もここ10年以上続けて英語を勉強しています。
なぜ英語を学んでいるかというと、それは下記を読んでください。(^^)
私の英会話全経歴が掲載されています。
●英語アプリ「パタプラ」インタビュー
私が現在利用しているオンライン英会話は、パタプラ、レアジョブ、エルサ。
昔はNOVA、LADOなどのリアル英会話学校を利用していました。
いろいろな学校やアプリの経験上、気がついたことがありました。
それは英会話けっこう続かない人が多かったことです。
感覚的にリアル学校は生徒の50%くらいしか受講契約期間を全うしないのではないかと思います。
月謝制の学校は1年続かずフェードアウトする人多いです。
英会話アプリに関しては、1年経って95%は継続していないみたいです。
つまり5%しか1年以上続かないということ。
これは、「みんちゃれ」のチーム内会話でも明らかだし、AIに訊いてもそんな回答が返ってきます。
レアジョブ12年やっている私には考えられないんですが、学習とはそういうものなのでしょう。
なぜ英語学習をやめてしまうのか?
理由は簡単!
学習をやめても困らないからです。
正直、たまの海外旅行や趣味で英会話をたしなむ人は、気軽に勉強をやめてもまったく困らないでしょう。
私の身の回りでもスピードラーニングやめた人いました。
困るのは、海外赴任の方やTOEIC点数が昇進に義務付けられているような人です。
楽天やユニクロのように社内で日本語禁止になっている会社に所属している人も、学習は避けて通れないです。
ところが、そういう英語が必須の立場にいても続かない人もいます。
それはやってもやっても効果が出ないから。
そのうちに挫折してしまうのです。
つまり、効果が出ないことがやる気をそいでいるということなんです。
LADOに通っていたころ、子供に英会話教えている同期の先生もやめてしまいました。
2.なぜ、英会話学習を続けても効果が出ない?その1
それはズバリ、英会話学校のポジショニングが間違っているからです。
まずはこれに尽きると思います。
これは私の経験からも明白です。
英会話学習を始めた方は、みんなこう思うでしょう。
「毎日オンライン英会話やっていれば、5年でペラペラになるだろう」
大丈夫、ペラペラになることはまったくありません。
「週2で英会話学校に行っている。1年後はすごく上達しているだろう」
大丈夫、まったく上達しないでしょう。
このカギカッコは英会話学習を始めた私の最初の思い、そのものだからです。
例えば、あなたが駅前の英会話学校に通ったとします。
週2で1時間ずつグループレッスンを楽しみました。
そして1年が経ち、ハワイ旅行に行きました。
あれれ、あんまり上達してないな?と気づくはず。
相変わらず、しどろもどろだからです。
なぜかというと、ただ週1時間だけグループレッスンに加わっても、ただ外国人のことをうつろに聴いているだけで、身になっていなかったからです。
おススメするのはマンツーマンレッスンで、しかも予習と復習を授業時間の5倍はやらないと身につきません。
英会話学校に行ったり、アプリを利用するのはいいのですが、その利用時間の5倍は自己学習しないと身につかないということです。
これは私の経験からわかりました。
つまり英会話学校のポジショニングを変える必要があります。
メインは学校ではないんです。
●学校やアプリはサブで、メインは自己学習である
これはLADOとNOVAに通っているうちにわかりました。
そして自己学習を取り入れることにしました。
当時サラリーマンだった私は、毎朝出勤前にミスドに行き、「CNN ENGLISH EXPRESS」の付録CDを聴くことにしました。
また、日曜日はサザエさん見終わった後に1時間、書斎で勉強することにしました。
ディクテーションと言って、好きなハリウッド映画を聴きながらセリフを英字で書く勉強法です。
「スクリーンイングリッシュ」という映画を題材にした学習方があり、スターウオーズ、ワーキングウーマン、バックツゥザフューチャーなど5本はこなしました。
1映画1年で5年間やりました。
それでやっとTOEIC740点取れて会社から月々1.5万円資格手当を支給されるようになったんです。
2.なぜ、英会話学習を続けても効果が出ないのか?その2
ズバリ一言アドバイスの形でいうと下記になります。
●学習の方法が間違っているから
自分に合った学習法になっていないと、英会話は成長しません。
これはサラリーマンも末期の頃わかりました。
しかも原因はふたつあります。
1.学校や講師の選び方が間違っている
2.自己学習の仕方が間違っている
この2つです。
まず1ですが、学校から言うと、本当に英会話モノにしたいならカルチャーぽい学校や、グループのフリー英会話スクールはおススメしません。
趣味や外国人との交流が目的だったらいいのですが、ゴールまでの道のりが長くなります。
選ぶとしたら、自分の苦手な部分を分析し、それを克服できるような弱点補強を目的に選ぶといいです。
例えば、リスニングが不得手なら、シャドーイングをメソッドにしているベルリッツみたいな学校がいいし、クイックレスポンスが苦手ならパタプラのようにリピーティングをメソッドとしている英会話アプリがいいです。
つまり、フリー英会話やAI英会話でただ1時間しゃべって終わりだけの学習にすると失敗するということです。
英語は、読み・書き・聴く・話すの4分野あるし、「話す」にしても発話や発音、クイックレスポンス、語彙などいろいろな要素があります。
これはVMDと同じで、ただディスプレイができるだけではVMDのプロ足りえないということと同じです。
VMDでさえ、店舗デザイン、品揃えと展開、ディスプレイ、体験販促の4分野があるし、科目だけでも7分野、その下の課目は55あるんです。
私は、コンサルの依頼があるクライアントは、必ず店舗を見せていただき、売場のどこがダメなのか弱点を見つけて一覧表にし、その弱点を補うようなコンサルや研修をしています。
なので、VMDの専門家や学校も数あると思いますが、自分や自分の店の弱点を補強し、強くしてくれる個人や学校を選ぶとよいです。
そういう意味では、VMDインストラクターはVMD4分野をきちっと会得しているので頼りになりますよ。(^^)
同じように、オンライン英会話で気を付けたいのは先生選び。
たくさんの外国人がチューターとして登録してますが、プロの先生ばかりではありません。
テキストを遂行せずにほとんどダベリングで終わってしまう先生もいます。
私の方で「授業に戻ってほしい!」と言えればいいんですが、外国人に弱い日本人の悲しい性。
きちんと授業してくれる先生に代えて早めに予約しています。
さて先ほど、シャドーイングとかリピーティングとか言いましたが、これ実は最近知った言葉なんです。
長い間、私を含め人々は「英語にはメソッドがある」というのを知りませんでした。
メソッドとは何かというと学習法のことなんです。
シャドーイングは、話者の言っていることをそのままテキストを見ずに同時にしゃべる学習法。
リスニングが上達します。
リピーティングというのは、話者の言ったことを一呼吸置いてからソラで言ってみる学習法です。
チャンクが身につきます。
ということで、もうわかりましたね。
自分に合ったメソッドを選ぶことが大事です。
●苦手分野を知り、それを補強するメソッドで学習する
これが一番プロになる近道です。
これは2の自己学習にも共通することです。
前述の通り、LADOとNOVAに通っていた時は、「CNN ENGLISH EXPRESS」と「スクリーンイングリッシュ」5年自己学習していましたが、これがちょっと間違っていました。
ディクテーションにまるまる5年かける必要はなかったんです。
好きな映画を教材にすることはいいように感じるかもしれないのですが、TOEICには役に立たなかったです。
それよりも、きちんとしたビジネス用教材でリピーティングをした方がよかったと後から気がつきました。
なお、売場塾のVMD学習のメソッドはフレームワーキング(R)です。
興味ある方は下記をクリックしてください。
●フレームワーキング(R)
3.どうやったら苦手分野がわかるのか?
とはいえ、英語学習は奥深いです。
自分のどこが弱点かわからないですよね。
どうしたら細かく分析できるか?
おススメは下記があります。
1.テストを定期的に受けてみる
2.アドバイザーかインストラクターを付ける
1.はTOEICや英検でもいいですし、「EF SET」や「CEFR」みたいな指標もあります。
「EF SET」はアプリで無料のテストが受けられますし、「CEFR」はレアジョブの会社が会員には無料でテストをしています。
ただ、私はCEFR何度か受けていてB1なんですが、分析結果を見るだけだと腑に落ちないです。
単に自分の現在位置を知るにはいいのですが物足りません。
そこで定期的にレアジョブの日本人チューターに勉強法をチェックいただいたり、パタプラにマンツーマン相談するなどして半年に一度は学習法これでいいのか、見直しています。
これが、上記2に当たります。
一番いいのが、プログリッドやライザップイングリッシュみたいな伴走型マンツーマンでゴールまで行くのが一番いいのですが、問題点があります。
それは、1期間50万以上と高額なこと、そして1日3時間は学習しなければいけないことです。
このままペラペラにならなかったら受けようかなと思ってはいますが、今後のTOEICの点数次第です。(^^)
4.売場塾は今までのVMD学校の弱点を補っている
私の広告代理店時代のクライアントはとにかく学校が多かったです。
- 英会話学校
- 簿記学校
- 予備校
- カルチャースクール
など生徒募集のマーケティングを20年以上やってきました。
テレビ局と組んでスクールフェアも企画・実施しました。
これの活動は売場塾の生徒募集や経営にとても役に立っています。
そして自らが英会話学習やってきた経験は、売場塾のサービスやカリキュラムに活かしています。
とにかく売場塾の卒業生にはVMDのスーパーサイヤ人になってほしいからです。
特に学校運営に大事なのは、VMDでも英会話でも伴走だと思います。
売場塾に入る人は、単にディスプレイうまくなりたい、という動機ではなく下記の思いを持っている人がいます。
- ブランドVMD担当として会社に貢献したい
- 商品や店の売上を上げて人に認められたい
- 独立して起業し成功したい
- 就職・転職に有利な手に職を持ちたい
- 出世したい
もちろん、センスをよくしたい、という軽い動機もあるでしょうが
VMDで何をしたいか?
VMDでどうなりたいか?
の方向を持つのも大事だと思います。
そんな方のよき伴走者に売場塾はなりたいと思っています。
だから、売場塾卒業後もお仕事の相談を受けたり、VMDの学問で分からないことの相談も無料でいつでも受け付けています。
VMDでうまくいく、成功する、そんな人が増えるほど、売場塾は社会貢献になるからです。
英会話学校のように、売場塾は毎週説明会を開いております。(^^)
無料ですので、お気軽にお越しください。
●売場塾&VMDインストラクター説明会
またVMDで起業したい方、起業しても悩んでいる方はぜひ相談会にお越しください。
●VMDインストラクターで起業・副業相談会
(VMDコンサルタント 深沢泰秀)