守破離

この間、クライアントのMさんからいい言葉を聞きました。
それは、「守破離」という言葉です。
英語で言う、PLAN DO SEEと同じだということです。

空手やエアロビ、ストレッチや書道など、
習い事には、「型」というものがあります。

初心者は、この「型」をまず最初に習って、それを身につけ
次第に応用力をつけて自分のものにしていきます。
そうして、最後はプロになるわけです。

VMDの学校「売場塾」も、VMDの型というものがあります。
受講生はその型を習得して自分のものにし、最後は
自分なりの味付けをしてオリジナルな型に変化させていきます。

いままで、それを
「振り返り」とか、PLAN、DO、SEEと呼んできましたが
「守破離」がピッタリきます。

守とは、先生の教えである型をしっかり身につけること。
破とは、その型に自分なりの改良を加えていくこと。
離とは、自分のオリジナルの型を完成されること。

なるほど、茶道や華道にたくさんの流派がうまれるたのは
そういう理由からなんですね。
とすると、VMDも多くの流派が生まれていいはずなんですが、
ほとんどの体験者が明文化・公表していないため、
今はあまり流派はないように思います。

つまり、今のVMDは、各個人の感性や経験で行っており、
それをナレッジ(知識)に明文化していないため、
あまり流派がない、ということなんでしょう。
百貨店やマネキンメーカーなどVMDを現場で実践してる
会社もほとんどそのノウハウを公表しておらず、
経営守秘があるからと思っているようです。

とすると、「売場塾」は、VMDの世界を広めるのに
貢献しているかも!!
VMDのいろいろな流派は、ほとんど売場塾出身者によって
つくられた・・・と将来なったらいいですね。

売場塾は、VMD業界の桑沢デザイン研究所を目指します。(^^)

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