売場塾のCADコースの由来 

先々週は売場塾はCADプレゼン入門コースでした。
今回も遠くから、ご来校ありがとうございました。

そもそもなんで、CADの講座を始めたのかというと、
VMDインストラクターって売場のコンサルや研修、
プランニングもするんですが、最終的には
「どんな店にしてくれるの?」という
クライアントニーズに行きつきます。

私が創業した11年前は、パースは外注に頼んでいました。
確かにいいデザインは出てきますが、
細かい直しや要望にいちいち答えてくれません。
しかも、商品やPOPが入っていません。
什器を並べただけのパースも多いです。

あと、店前の街路樹や電線も正確に入っていない場合が多いです。
これでは、店舗ができても、サインが電柱で見えなかったり、
他店の看板で店頭が見えにくかったりと、
不正確なパースになってしまいます。

さらに、パース代は10~20万位するし、直しは個々に別料金で、
商品をIPできちんと入れてくれないです。
ほとんど店舗デザイン代は赤かイーブンでした。

そこで、自ら社員をデザイナーにして自分で
店舗デザインすることにしました。
他のパースデザイナーにあまりない、店舗を動画にすること。
つまり、顧客目線で店を歩かせてみることを主にしました。
これなら、電柱でサインが見えないとか、
窓の外に木陰がふさがっている・・・
などリアルな店舗を再現できます。

それがこれです。

●CAD動画

これ、すみません、まだPRO6の動画ですが、
今の売場塾はPRO8まで進化してしてます。
現在は動画もクリアになったPRO8の授業ですよ。

そんなわけで、今のオーバルリンクは、
動画でパースをプレゼンすることが100%なんです。
コンペの通過率も90%以上なんですよ。

ということで、全国の起業されているVMDインストラクターの皆さん、
個性的で楽しい店舗を動画CADでデザインしましょう!!
次回も三田の会場でお待ちしております。(^^)

売場塾のワークショップが多い理由

オーバルリンクの売場塾ワークショップは
どうしてこんなに用意してあるのでしょう。
売場塾基本コースの半分の時間がワークショップです。
ワークショップとは実技のことです。

答えは簡単!VMDはやってみないとわからないからです。

本やブログを読んでもVMDの知識は受けられます。
でも一方通行で教えられたままだと、ふんふんと内容はわかっても
実際の売場に立つとわからないんです。

VMDってやってみないとわからないんですね。
だから、55のフレームワークを教えることに「やってみて」
と実技用のワークショップやテストがあるんです。

やってみることにより、本当に自分の身になったのか確認できます。
ラジオ英会話を聴いていても外国人と話しないと
英語が上達しないのといっしょなんです。

例えばですが、お客様買い方で陳列が変わるIPですが、
これを理論だけ壇上で言っても生徒はなかなか会得できません。
服の買い方が、色→サイズ→柄になっていたのが
サイズ→柄→色に変化した場合の陳列はどうなるのか
実際にワークショップしてみるとできない方が多いです。

IPには「お客様の買い方が変化するとくくりもかわる」という
理論があり、これが分からない人が多いです。
テストを毎回していてもできない方は半分近くいます。
だから、私たちはテストやワークショップで実際にやってみていただくんです。

売場塾のワークショップは全部で60以上用意しています。
そのうち40くらいを基本コースで使っています。
実技主体の売場塾。VMDは習うより慣れろ!です。(^^)

秋から、POP指導コースが始まります。

売場塾のPOPコースは、秋期講座から、講座内容が変わります。
VMDインストラクターPOP指導コースになります。

 
●VMDインストラクターPOP指導コース

 
POPを売場で指導できる能力を育成するコースになりました。
1日たっぷりの授業です。(^^)

家電店やドラックストア、スーパー、コンビニ、
書店やCDショップは、ディスプレイ自体があまりなく、
POPにより購買が左右されます。

例えば、化粧品や家電品はディスプレイが
きれいなだけでは売れません。
効果、効能、機能が重要視されます。

それをPOPでわかりやすく説明し
買う気にさせることで購買が生まれます。

今まであなたが受けていたVMDはアパレル、
百貨店を想定した売場だと思います。
化粧品店やスーパーの関係者は、VMDといってもピンときません。
それはほとんどのVMD授業に量販店を
想定したPOP授業がなかったからです。

量販店、専門店、そしてメーカー、広告会社にとって
POPはVMDの重要な課題なんです。
POPひとつで売り上げが左右されます。

そこで、売場塾は、売場のPOPを見て、
どこが悪いのか改善点を指摘し、その場で変えたり、
デザインを一からやり直す手法を伝授します。

このノウハウは、オーバルリンク独自のものです。

アパレル、百貨店以外にもたくさんの業種、業態、取扱い商品の
小売店、メーカーで成功している実績がそれを物語ります。

 

●オーバルリンクVMD導入事例
この講座は、食品、化粧品、家電、パソコン、カー用品、
薬、下着、書籍、音楽、など、
POPが重要な小売店、メーカーに適しています。(^^)

なお、今までのPOP講座は単独受講できましたが、
秋期からは基本コース修了生限定になりました。
VMDの基本知識と連動していますので、すみません。(*^_^*)

すでに独立しているVMDインストラクターの方も、
小売店に指導する時に必須の課目だと思います。
ぜひ受講を検討してくださいね。

売場塾一同お待ちしております。(*^_^*)

売場塾、授業が終わったらスマホで復習

 

スマホ

昨年バージョンアップした「売場ドッと混む3」は
スマホやタブレットに対応しています。

売場塾では、授業中の補足やディスプレイ作品の
手直しBefore After写真などを随時、専用サイト
「売場ドッと混む」にアップしています。

授業が終わった翌日に補足資料をアップロード。
受講生は、通勤移動中や自宅で気軽に復習ができます。

昨日のアパレルコースの補足資料、ワークショップ写真も
売場ドッと混むにアップロードしました。
受講された方は、スマホやPCでチェックしてくださいね。(^^)

売場塾卒業生トークサロンを企画しました

ブログ用タイトル

来月10日は、
売場塾卒業生トークサロン
「VMDイメージスケール活用セミナー」です。

●VMDイメージスケール活用セミナー

いままで、数々の売場塾卒業生の方に
講演を依頼してきました。

●売場づくり発表会

いろいろな人材が集まっている売場塾も
受講生が300名を超えて、
ますます知識資産が増えています。

どういうことかというと、売場塾で教えている以上に
受講生はいろいろな経験・知識を持っています。
それを公開しないともったいない!と思って
今回からサブタイトル
「売場塾卒業生トークサロン」をつけてみました。

イメージスケールとは、売場のテイストを図る物差しで
これを会得すれば、言葉でVMDを訴えることができます。
「かわいいお店」「シックなお店」「クールなお店」など
ストアデザインや売場のテイストをプランするときなどは
あいまいな表現をつかっている場合が多いと思いますが
イメージを8分類に分割して、正しいテイストの表現を
学ぶ機会をつくりました。

VMDのプランナー、デザイナー、デコレーター、
コーディネーターなどにうってつけのこのトークサロン、
お気軽にお越しください。

お待ちしております。(^^)

遠い台湾からVMD本来ました

台湾から来たVMDホン

5月に台湾でリリースした、私執筆のVMD本。
先週、やっと届きました。

見本のわりには数が少なく、協力いただいたVMDインストラクター
全員には送れませんでした。
すみませーん。

VMDインストラクターは、台湾にも中国にもいらっしゃるんです。
なんか、売場塾の卒業生のネットワークが世界に
広がるっていう感じ。

ぜひ、お仕事に使ってくださいね。
そして、世界中の人たちに、繊細で正確な日本人の
VMDを教えてください。(^^)

日本のVMD普及、これからもがんばりましょう。

なお、この中国語本は、こちらで買えますが、
中国語わからない人で、20冊以上買われる方は
当社に相談してください。

台湾・中国に進出している小売業、SPAの方も
教材として使えます。
姉妹本「陳列と展示の法則」も国内用合わせて
お使いください。

それでは~。

第35期より「POP制作入門コース」が1日コースになりました

第35期より「POP制作入門コース」が1日コースになりました。

●POP制作入門コース
追加されたカリキュラムは「POPコピーの表現」です。
お客様を商品に惹きつけるPOPの文章表現のつくり方をトレーニングします。
数々のメーカーブランド商品のPOPを手掛けたノウハウを公開、
競合商品の中からいかに自社商品にお客様を導くか、
コンセプトのつくり方から文章の書き方まで、親切丁寧にお教えします。

もともと、私は広告代理店にいました。
つくったテレビ、ラジオCMは300本以上。
チラシ、POP、パンフレット制作は数知れず。
商品コンセプトづくり、キャッチコピー、ボディコピーも
直接書いていました。

テレビ・ラジオCMは10秒~15秒というスパンの中で
いかにわかりやすく商品を伝えるかがキーです。
同様に、POPをサッと見る店頭のお客様に瞬間的に
商品のよさを伝える時間も同様に短いです。

POPをつくるには、プライマリーベネフィットというものが必要です。
つまり、商品の魅力を伝えるには1つのメッセージで十分ということです。
あれやこれや伝えたいからと言って、長い文章を書いても
お客様は見てくれません。
それどころか情報がありすぎて混乱するでしょう。

「POPコピーの表現」は、コピーを気分で書く、
ウケるように書くというものではなく、
そこを通過するお客様の心をいかに瞬間的にとらえるかということが大事です。
これは競合でひしめき合うメーカー販促にとっては非常に重要なことでしょう。

この講座は小売店さんはもとより、メーカーの方にとってとても有意義な
ものだと自負しています。

ぜひ、この機会に「POP制作入門コース」をご受講ください。
お待ちしております。(^^)

なお、このコースは、単独受講可能です。

「繁盛店が必ずやっている商品陳列」増刷決定!

 

当社執筆のVMD本「繁盛店が必ずやっている商品陳列」
増刷決定しました。
ご愛読いただいている皆様、たいへん感謝します。

好調に売れ続けているため、5月に増刷するこことなりました。

●「繁盛店が必ずやっている商品陳列」

 
他社の「陳列本」とは違う、人気の秘密は下記の通り。

●陳列だけでなく、売場づくりを全体的に網羅したVMD本であること。
●売場づくりのガイドラインになるVMDのルールがわかること。
●実際に売場改善した事例が巻頭カラーで多数の掲載されていること。
●ブランド店舗だけではなく、個人商店でも活用できること。
●イラスト、写真満載で、初心者にもわかりやすいこと。

こんなことが売れている理由でした!
あなたの机に一冊!「繁盛店が必ずやっている商品陳列」。
これからもよろしくお願いします。(^^)

売場塾は「コミュニテインメント」が特色の一つ

オーバルリンクの「売場塾」はどこがいいのでしょう?
そのひとつは「コミュニテインメント」にあります。
「コミュニテインメント」は、コミュニティとエンターテインメントの造語で
売場塾の特色のひとつを成します。

「コミュニテインメント」のひとつは、交流会。
売場塾卒業生を対象にさまざまな交流会を催しています。
こちらがそうです。

●交流サロン

しかも、この交流会、最近は売場塾主導ではなくて
卒業生主導なんです。
VMDのさらなる知識と交流を深めようと、自然に交流の輪が
湧き出ています。

そして、恒例の勉強会も。
卒業生にセミナーで講演していたただいて、
ご自分の行っているVMD実務を語っていただきます。
こちらは、オープンで行っていまして、メーカー、小売り、
広告会社の方などVMD担当も多数参加されています。

●発表会

そして、卒業生と実際にVMDの仕事を遂行することも。
インターンや実際のお仕事を実戦でやっていただきます。
売場のインスタレーションやセミナー講師なども。
昨年は、のべ90名近くが参加しました。

●インスタ事例

こちらはセミナー講師をしている風景です。

●セミナー事例

そしてなんといっても、たくさんの卒業生をマスコミで紹介していること。今のところ雑誌や書籍が多いのですが、中にはテレビに出演している方も多いです。
 ●マスコミ事例

このコーナーは、その一部ですが、来月は文具メーカーのVMD担当で
卒業生の方が登場します。
●VMDインストラクターワークスタイル

楽しく学んで、アフターも充実している、オーバルリンク売場塾の「コミュニテインメント」。
当校を特色付けているひとつです。(^^)