VMD旬なお店の話

今日は旬な売場の話をします。
新しくできた店を東京中心にお話します。

まずは西武百貨店渋谷から。

デザイン集団nendoの西武渋谷の売場デザインいいですね。

●西武渋谷

アートというフロアコンセプト。
渋谷に行ったら寄ってみるといいですよ。
2階の帽子売り場も先月リニューアル。
こっちも世界観広がってます。

●西武渋谷

次は同じ渋谷のモディ。こっちもリニューアルオープン!!

●渋谷モディ

特にHMV&BOOKS Tokyoがおもしろそうです。
これ画像です。

●HMV&BOOKS Tokyo

続いては、遊べる児童書で有名な三省堂池袋本店。
コンセプトは「今より少し違う景色が見える書店」。

●三省堂池袋本店

リブロの閉店を受けての全く新しい本屋さん。

ここ、TBSみたいに迷路なフロアですが、
鏡を使用して不思議な空間を演出したりと
かなりショップデザインも楽しめるようです。

続いてライフの新しいスーパー。
●「セントラルスクエア押上駅前店」

特に花卉コーナーが華やかでよさそう。
チーズハウスやライフカフェという独自のコーナーも展開。
「楽しいスーパー」を演出しています。
スカイツリーに行ったついでによるといいです。

続いて大丸梅田店のシンデレラアベニュー。
婦人くつ売り場のリニューアル。
コンセプトは「運命の一足」。
パーティや通勤、アウトドアというようにジャンルで
ゾーンを区切り、ゾーンごとに什器デザインを変えて
世界観をつくっているそうです。

●大丸 梅田店

続いてゾフマート。
自由が丘にできました。
コンセプトは「スーパーマーケットとポップアート」。

●ゾフマート

食品スーパーみたいなディスプレイしているということでした。

先行して中国で開店していて、これが3店目、国内初みたいです。

続いてラッシュの大規模店の原宿店。

●ラッシュ原宿店

今までの1.5倍の店舗で美容相談コーナーも充実、
店舗の2階は貸し切りパーティできるとのことです。
ここで、ホワイトディのお返し買うと女の子にウケルかも!!

トリはイトーヨーカドーのセブンパーク。

●セブンパーク

柏のお店です。
イトーヨーカドーの新しい店舗で、スーパーで食材買って
バーベキューもでき、ジョギングやスポーツも楽しめる施設です。
いいですね。~

今日は新店特集でした。(^^)

追伸
この間、予告したVMDコンサルの料金についてのコメントは
下記のブログでお話しました。
こちらご覧ください。

●ドッと混む 売場づくりの知恵広場

VMDインストラクターとしてのコンサル料金設定の仕方

それは4つあります。

まずは難易度。

これは、VMDインストラクタへーとしてコンサルしている仕事の難易度により
料金が可変することです。
当然難易度が高いほど、料金高いです。

難易度とは、「他の人に代替わりがきくか、きかないか」です。
当然、だれでも代替わりが訊くような仕事は難易度が低く安いです。
あなたしかでなく、代替わりがきかなければ難易度は高く、コンサル料金も
高く設定できます。

次は労働時間。
この考え方はとてもシンプル。
何時間かかったかで料金を設定することです。
早い話、日給、時給のことです。
これ、コンサル料金としては普遍的な考え方です。

時給で設定する方もいますし、日当または半日当の方もいます。
私は半日当か日当で料金設定することをお勧めします。
時間で決めてしまうと、けっこうクライアントそわそわしちゃうんですね。
あー、あと20分しかない!みたいな感じ。

オーバルリンクの場合は、クライアントをナーバスにしないように、
2.5時間、4時間、6時間、8時間を区切りとしています。
それは仕事内容によって違います。

次に個性度。
これ、何のことかと言うと、コンサル自体をパッケージ化することです。
コンサルを、セミナーにするのか、OJTにするのか、アドバイスにするのか
によってコンサルの形を決めてそれに料金を付けることです。
セミナーと言うとわかりやすいですよね。
黒板があって数人に教室のように教えるスタイルです。
これ、セミナー料金として実はとても設定しやすいです。

OJTの場合は、売り場にいき、コーチングすることですが、単に行っただけで
デコレーターしている方がかなりいます。
ディスプレイを装飾している作業ってコンサルじゃないんです。
これはデコレーター料金とすべきです。
現場コンサルというのは、「店舗スタッフにその場でディスプレイを教えること」
ですので、自ら手本を示しても「作業」してはダメなんです。
これ、VMDインストラクターがよく陥る失敗です。

次に目的。
コンサルのあなたの目的です。
実験的に新しいコンサル業務を行う場合は安くします。
クライアントには悪いのですが、実験として新しいコンサルをやってみるんです。
これは「お試し価格」というやつです。
実験が成功すれば、料金を高くできます。
例えば、オーバルリンクで「目線ツアー」というコンサル方法がありますが、
これ、OJTでクライアントにとても人気なコンサルなんです。
このサービスを確定化するために最初はお試しでしていました。

私自身が最初に会社を作った時は、無料で「店舗診断」していました。
しかもレポート付きです。
もちろん今は正規料金をいただいていて、その精度は10倍です。
あなたがもしVMDインストラクターとして店舗診断コンサルををするならば、最初の
10件くらいは無料で行うことをお勧めします。

今日は、VMDインストラクターのコンサル料金の決め方、4つの項目をお話しました。
次回は「コンサル料をいくらにすればいいのか」について話します。
これも訊きたい方、いっぱいいると思います。(^^)
お楽しみに!!