VMDインストラクター認定証が新元号に

今日は少し風変わりな告知です。
新時代の売場づくりの担い手になろう!
ということで、新元号にちなんで「期間限定認定証」を交付することにしました。
VMDインストラクター協会の事務局長である私が考えましたが、いかがでしょうか。(^^)

新元号発表まであと10日。
新しい時代の店舗や売場はどうなっていくのでしょうか。
新元号になって初めて認定されるVMDインストラクターに期待を込めて。
VMDインストラクターの認定証は西暦表示でしたが、改元を記念して、5月発行の認定証のみ新元号表示になります。

今ある売場を時代に沿った新しい売場にしていきましょう。
VMDインストラクターの皆さん、
新時代の売場をますます快場にしていきましょう!!

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新元号印字の認定証交付は下記の期です
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●第65期(5/6合否発表)
●第66期(4/6開講・5/30合否発表)

売場編集=リバイスという言葉を使おう


VMDを行っている人の話を聞くと、売場づくりには下記の3つの言葉が存在します。

  • 売場を制作する
  • 売場を施工する
  • 売場を編集する

また、VMDを行った事例をホームページなどに上げている人もいます。

  • 売場制作例
  • 売場施工例
  • 売場編集例(リバイス例)

3つ目はあまり聞かないと思いますが、当社のホームページにはありますよ。
〇リバイス

リバイスと言うのは、売場の再編集の意味で、revise(revice)と書きます。
これは英語です。
アメリカのビジュアルマーチャンダイザーが普通に使う言葉で、
revise store prototype schematics/product placement
(ゾーンを変えるとか、モノの位置を変える)
revise and present design ideas with assistant merchandisers and staff in stores
(空間デザインを考え直して、店舗スタッフとプレゼンテーションする)
などいろいろな場面で使われてるVMDの用語です。

この用語、日本ではリモデルというVMD用語ほどには浸透していませんが、VMDを営んでいる方はぜひこの言葉を使ってほしいです。

では、●売場を制作する ●売場を施工する ●売場を編集する
こり3つの言葉の意味をひも解いてみましょう。

●売場制作
制作と言う言葉は、クリエイティブな要素が多いです。
SP会社や広告代理店、またはディスプレイスタジオなどが使う言葉で、什器デザイン、POPデザイン、オブジェなどの造作物を伴う場合が多いです。
デザイナーやプランナーが絡んでいるケースに使う言葉です。
ちなみに、これが製作となると、メーカー的・工場的な要素が入るので、什器製作会社、パーツ製作会社などが、什器等売場の構成物ひとつひとつに使う言葉となります。

●売場施工
施工とは、施工会社、マネキンメーカー、建築会社がよく使う言葉で、店舗の床・壁・天井・什器・照明といった大道具を、設計図に基づいて作り上げることを言います。
店という空間、つまりハコをつくる仕事です。
ハコを施工することは店舗施工、平場やコーナーを施工することは売場施工といいます。

●売場編集
編集という言葉は、出版社が使う言葉です。新聞や実施など、タイトル・大見出し・小見出し・リーダー、本文・挿絵など平面デザインを構成するときに使う言葉です。
実は、私たちみたいなVMDインストラクターが行う通常業務こそ、売場編集という言葉がぴったり来ます。
売場づくりは、どんな店でも編集によって、毎季・毎月・毎週・毎日変化させなければいけないです。
アパレル、ドラッグストア、スーパーは52週ごとに売場をつくり替えます。
雑貨店は1か月ごとに柱周り、エンド、テーブルなどのメイン売場をつくり替えます。
これを売場を制作するとか、売場を施工するとかあまり言いません。
売場を編集する、という言葉がぴったり当てはまります。
その時に最適なテーマ、トレンド、見せ方で売場を編集しお客様を魅了、商品買上率を高めています。

それでは売場の編集とは具体的に何か解説しましょう。

●売場のレイアウトを変える
雑誌や新聞は段組というのがあります。
その段組に合わせて、記事やコラム、挿絵などをレイアウトしていきます。
同じように、売場は什器レイアウトというのが存在します。
時期ごとに什器の種類を決め、什器を配置して売場の位置やサイズ、導線を変えていくのです。

●売場のテーマを変える
新聞・雑誌の記事が変わるように売場のMDテーマは変わります。
時期ごとにテーマに合わせて商品を入れ替える、加える、混ぜるまどして売場を変えていきます。

●売場のタイトルを変える
新聞・雑誌には大見出し、小見出し、リーダー、本文があります。
同じように売場の大見出し・小見出しを変えていきます。
それはサインだったり、POPだったりします。
雑誌のリーダーに当たるのはブランド説明POPだったり、セールやフェアの告知POPだったりします。
本文に相当するのは、もちろん商品陳列です。

●売場のディスプレイを変える
編集では、新聞・雑誌にアイキャッチとなる写真を挿入したり、イラストやチャートを入れたりします。
同じように、売場にVPやPPを設置することによって来店客のアイキャッチにします。
またIPもディスプレイの構成要素ですのでVP,PPに従って帰ることもあります。
先述のrevise product placementとは、売場の棚割りを変えることをいいます。

いかがでしょうか。
Revise、売場を編集する、とはこのようなことです。
売場塾ではこの「売場の編集」ができることをマストとしてVMDインストラクターを育成しています。
もちろん、売場を制作・施工するのもいいのですが、編集はコストをかけずに売場を変えたり改善できるところが重宝されているのです。

もちろん制作・施工もVMDの仕事のうちなのですが、その場合、設計図やデザインが書けたり、プランニングできたりというスキルが必要になります。
売場の編集は誰でもすぐにできるVMDの基本中の基本のノウハウなのです。
VMD担当者の皆さん、ぜひ売場編集(リバイス)を現場スタッフをはじめとする売場関係者に教えて、いつお客様が来ても新鮮な売場をキープしてくださいね。