テーマのネーミング

ファッションテーマ、MDテーマ、ディスプレイテーマ・・・とVMDの仕事に
テーマは欠かせません。

テーマのネーミングはVMDインストラクターにとって
欠かせない仕事だと思います。

MDテーマのネーミング、つまらないのだとホントにつまらないですね。

テーマ/母の日、
テーマ/マリン、
テーマ/アフター5。

これだと、どんな服を打ち出せばいいのか、
想像力が広がりません。

アフター5の場合は、誰と過ごすのか、どんな風に過ごすのか、
そこをネーミングに盛り込まないと、
どこにでもある服になってしまいます。

イタリア料理店で会社の友達と女子会やるのか、
彼氏としんみりホテルで食事するのか、
英会話学校でお目当ての外人と会話するのか、
それによって打ち出す服も違います。

こんな時、素敵なMDテーマのネーミングを考えたら、
やっぱりVMDインストラクターのVさんはセンスあるな、
と店長は思ってくれます。

例えば、彼氏とホテルで過ごす、
とっておきヌーディーなパヴェスタイルとか、
遊園地大好き、夜のピーカンガーリースタイルとか。

あるブランドで、シークレットガーデンスタイルという
ネーミングのMDテーマがありました。
この名前、カッコよかったです。
春のデニムとニットコレクションなんですが、
名前のセンスのよさに脱帽です。(^^)

丸の内女性部長スタイル。
これなんか打ち出し商品、想像できそうです。

さらにサブテーマ。ベンチャー起業スタイル。
これだとなんか華やかな感じがするかも、(*^_^*)

ネイビーペプラムジャケットにボストンメガネではなく、
ネップツイードジャケにザックリニット、
そしてスキニーなカーゴパンツみたいな打ち出し商品が想像できます。

カッコいい!(^^)

ということで、MDテーマのネーミング、
個性ある言葉をぜひ考えてくださいね。(*^_^*)

クリスマスがテーマです、なんて言わないようにしてくださいね。

ということで、三が日の連休はあと1日です。
ゆっくり休んでください。~

2020年、快場で お・も・て・な・し

 

東京タワー

先週、オリンピック、パラリンピック開催が
東京で決まりました。
おめでとうございます。

これは、日本のVMD関係者に励みになると思います。
全世界から観光客・オリンピック関係者1000万人位が日本に
押し寄せてきますので、小売店は売上を伸ばすチャンスです。
特に東京は日本各地からの観光客も含めて
倍の人口に膨れ上がると思いますので、経済効果は
計り知れないでしょう。
マスによると、経済効果は100兆以上ということですから
ほぼ日本の年間末端消費値の1/3と同じになります。

さて、日本のVMDはどうあるべきか?
それは、「おもてなし」でしょう。

日本の売場はきれいだ!
日本の売場はユニークだ!
日本はメーカーと小売りが一体化している。
日本の売場は買いやすい!

まさに、世界の人々に快場を知っていただくチャンスです。

私がよく使うことば、この「快場」とは
お客さまが快く買い物ができるショッピング環境を
指します。

外国人にとって、「快場」はまさに
おもてなしの場でありましょう。

オーバルリンクも売場塾も、2020年の「売場でおもてなし=快場」
を確実にするために、これから7年間、
まい進していきたいと思っています。

よろしくお願いします。

秋から、POP指導コースが始まります。

売場塾のPOPコースは、秋期講座から、講座内容が変わります。
VMDインストラクターPOP指導コースになります。

 
●VMDインストラクターPOP指導コース

 
POPを売場で指導できる能力を育成するコースになりました。
1日たっぷりの授業です。(^^)

家電店やドラックストア、スーパー、コンビニ、
書店やCDショップは、ディスプレイ自体があまりなく、
POPにより購買が左右されます。

例えば、化粧品や家電品はディスプレイが
きれいなだけでは売れません。
効果、効能、機能が重要視されます。

それをPOPでわかりやすく説明し
買う気にさせることで購買が生まれます。

今まであなたが受けていたVMDはアパレル、
百貨店を想定した売場だと思います。
化粧品店やスーパーの関係者は、VMDといってもピンときません。
それはほとんどのVMD授業に量販店を
想定したPOP授業がなかったからです。

量販店、専門店、そしてメーカー、広告会社にとって
POPはVMDの重要な課題なんです。
POPひとつで売り上げが左右されます。

そこで、売場塾は、売場のPOPを見て、
どこが悪いのか改善点を指摘し、その場で変えたり、
デザインを一からやり直す手法を伝授します。

このノウハウは、オーバルリンク独自のものです。

アパレル、百貨店以外にもたくさんの業種、業態、取扱い商品の
小売店、メーカーで成功している実績がそれを物語ります。

 

●オーバルリンクVMD導入事例
この講座は、食品、化粧品、家電、パソコン、カー用品、
薬、下着、書籍、音楽、など、
POPが重要な小売店、メーカーに適しています。(^^)

なお、今までのPOP講座は単独受講できましたが、
秋期からは基本コース修了生限定になりました。
VMDの基本知識と連動していますので、すみません。(*^_^*)

すでに独立しているVMDインストラクターの方も、
小売店に指導する時に必須の課目だと思います。
ぜひ受講を検討してくださいね。

売場塾一同お待ちしております。(*^_^*)

マーケティングとは何ですか

先週、セミナーをしている最中に、「マーケティングとは何ですか?」と
質問がありました。いきなりだったので、
つい販売戦略と答えてしまいました。(*^_^*)

受講されている方々は、いろいろ答えます。
「マーケティングとは調査のこと」
「マーケティングとは広告のこと」。
ウーン、ちょっと違うかな。。

コトラーなどでは、消費者のニーズにあった
商品やサービスを開発し、
川上のメーカーから川下の小売店まで
スムーズに商品を流通させること。
みたいになると思いますが、
こういうテストのような答えでは
実感が伴わないでしょう。

私的には、マーケティングとは、
お客様に受け入れられる商品を開発し、
永続的に顧客が満足し、
企業が利潤をきちんと受けられることだと思います。

だから、調査や広告は当たり前。
商品開発も苦情処理もPRも名刺の印刷も
社内旅行もすべてマーケティングに入ると思います。

VMDはマーケティングの流れの中に入ります。
売場自体を広告にするようなものです。
メーカーの方は、VMDを販促といい、
小売店の方はマーチャンダイジングと言います。

だから、VMDはマーケティングを
知っている方の方が有利なことは間違いありません。
VMDを追求する方はマーケティングの本も読んでくださいね。(*^_^*)
もちろん、VMDの勉強も頑張りましょう。