売場づくりは2段階で提案しよう

VMDインストラクターの皆さんは、クライアントから
売場づくりに困っている、という相談を受けて日夜努力していると思います。

そして、売場づくりのさまざまな提案をしていると思います。
この売場づくりの提案には2段階あるって知っていますか。

第一段階は、「売場の今あるべき姿」です。
第二段階は、「売場のこれからの姿」です。

「売場づくりを提案したほしい」のクライアントの要求に対して
第一段階と第二段階を混同してはいけません。
混同すると、結果があやふやになってしまい、仕事のグレードも
下がるので注意します。
要は、第一段階と第二段階を混同して進行してしまい、
中途半端な売場づくりをしないでほしいです。

第一段階の「売場の今あるべき姿」とは、店舗診断による
売場の改善にほかなりません。
これは、今あるマイナスの売場を0に戻すということです。
つまり「正しい売場に原状回復させる」ということです。
これが本来の店舗診断の狙いです。

店舗診断は、今の売場の現状を見て、どこが悪いかを判断し
処方箋を打ちます。
それは風邪をひいている患者に風邪薬を処方するようなものです。
「暖かくして寝て下さいね」と進言するようなものです。

売場は第一段階の「売場の今あるべき姿」にリバイスという手法を使って
1日で、あるべき正しい売場に現状復帰させます。
これがまず、VMDインストラクターのやるべきことです。
このリバイス、ほとんどコストを掛けずにやるのです。
せいぜい買って、ディスプレイ用品です。

このリバイス、売場の病の重度によって変わります。
そうとうひどい売場だったら、劇的にリバイスで変わります。
ほんの数十分で劇的に変わるんです。

そして、売場を現状復帰したら、第二弾の「売場のこれからの姿」
に移行します。
この時、売場づくり作業はリバイスからリモデルに替わります。
つまり、コンセプトから売場を変えるというという意味です。
これは、かぜが直った患者にヨガやストレッチを教えて、さらに
筋肉質な体に変えるという、プラスの売場づくりです。

第一段階の「売場の今あるべき姿」が、売場を0に戻す作業だとしたら、
第二段階の「売場のこれからの姿」は、売場をプラスにする作業なんです。

つまり売場のライザップですね。(^^)

このリモデル、VMDインストラクターの提案力が必要です。
店舗診断と違い、クライアントの7つのポジショニングを振り返り、
どんな売場にしたらさらに集客できるか、どんな売場にしたら差別化ができ、
ブランドの個性ができるのか考えるのです。

第二段階の「売場のこれからの姿」を提案するには、経験と企画力が必要です。
VMDインストラクターの中でもこれができれば優秀です。
VMDインストラクターのスーパーサイヤ人ですね。(^^)

売場塾の卒業生には、スーパーサイヤ人、たくさんいますよ。
今日もどこかで売場づくりを考えているはずです。

VMDインストラクターの皆さん、売場提案の順序を間違えないでくださいね。
第一段階は、「売場の今あるべき姿」のコンサルです。。
第二段階は、「売場のこれからの姿」のプランニングです。

クライアントの「なんかおもしろい売場づくり提案して」という言葉を
鵜呑みにして、第二段階をいきなり提案しないでくださいね。
第一段階から行かないと、クライアントもVMDのなんたるかが分からないまま
進んでしまいます。

なのでサービス料金は、
第一段階は、「売場の今あるべき姿」のコンサルフィー、
つまり店舗診断フィー。
第二段階は、「売場のこれからの姿」のプランニング、
つまり企画立案料なんです。

今日は、売場づくりは2段階で提案しよう!!でした。

売場と売場のつながり、商品と商品のつながり

今日は、リレーションの話しをします。

ズバリ、
リレーションは、売場と売場のつながり、
モノとモノのつながりのことです。

売場と売場のつながりから説明します。
売場はMDグループというカタマリが連なったものです。
その連なりをお客様が買いやすくするのがリレーションです。

例えば、チーズ売場の横は何売場が来たらいいと思いますか?

チョコレート?ワイン?レシピ本?ビール?

そう、ワインですよね。
日本酒やビールではいけないです。
そのワインの横にホワイトデイのチョコレートが来てもいいかも。
そしてこの横はウイスキー。

こんな感じで、お客様に次いで買いをしやすく繋げていくんです。

次に商品と商品のつながりのことですが、
これは棚単位、ガラスケース内のククリ、
つまり棚割りの隣同士をどうするかということです。

例えば、スタバの物販の棚で、右の棚の上にタンブラーがありますよね。
その下の棚はマグが来ています。
これ、リレーションいいです。

タンブラーの下にハチミツやバッグが来るよりも、
この方がお客様に取って買いやすいです。

服屋さんの場合は、Tシャツの横にニットが来るよりも
シャツが来た方がいいでしょう。
オモチャ屋さんでは、ヌイグルミの横は
テレビゲームではなくて、フィギュアの方がいいでしょう。

関連ある商品と商品を繋げると、お客様にとって買いやすく
ついで買いも促進できます。

そして何よりも、店内滞在時間が長くなります。
売り場や商品がつながっているので、それだけお客様は歩いてくれて
店内時間を長く過ごすからです。

このように、
リレーションは、大きなリレーション、
小さなリレーション、いろいろあるので注意しましょう。(^-^)