トップオブマインドを目指しましょう

マインドシェアとは、その名の通り、心の中に占めるブランドの割合です。
ブランディングとは、「いかに商品者の心にブランド名を残すか」です。
同業種でその名のシェアが大きいほど、顧客の支持率が高いと言えるでしょう。

例えば、化粧品メーカーと言えば「資生堂」。
ビールと言えば、「アサヒ」。
広告代理店と言えば、「電通」「博報堂」みたいな感じです。

マインドシェアはよい印象を抱く度合であり、人によりイメージは
さまざまです。
例えば、コカコーラは
・世界的なドリンクメーカー
・オリンピックの公式スポンサーになっている
・安室奈美恵のCMがかっこいい
など、連想するイメージはさまざまです。
中国人なら、「ビルの崩壊で生き残った人が最初に飲みたいといったドリンク」
というイメージが定着しているかもしれません。

2.3番手の企業は、売上高でトップに負けていても
マインドシェアで1番になることによって、ブランド支持者を大きく獲得できます。

たとえば、ダイソンは電機メーカーでは売上はシャープやパナソニックに
大きく水をあけられていますが、掃除機・扇風機で画期的な商品を出していて、
その分野ではマインドシェアは大きいでしょう。

特に、ある分野で一番にブランド名を想起されることを、トップオブマインドと
いいます。
ダイソンは掃除機でトップオブマインド、
iPhoneはスマホでトップオブマインドでしょう。

オーバルリンクも、VMDと言えばオーバルリンク!
と人に言わしめたら、それはトップオブマインドになります。
そういわれるようにがんばります。(^^)

オーバルリンクは広告代理業

オーバルリンクの業種はなんでしょう?
答えは、「広告代理業」なんです。

これを聞くと、「ええっ」と思う人がいると思います。

VMDを営んでいる会社は、おおよそ「建築・施工業」、
「看板、ディスプレイ業」「コンサルティング業」みたいな
イメージでしょう。

でもウチは違うんです。
れっきとした広告代理店なんです。
そう、大手広告会社さんがライバルなんです。

でもフツーの広告代理店とまったく違うことをしています。
それは、「売場自体を広告にする」ということです。

「どういうこと?」という方にお教えしましよう。

フツーの広告代理店は、テレビ・ラジオ・新聞・インターネット
などの広告の取次をしますが、ウチはしません。

テレビ・ラジオ・新聞・インターネットのことを媒体と
いいますが、広告代理店はこの媒体でごはんを食べています。

ウチは何をするかというと、「売場」を媒体にして
クライアントの商品を売れるようにしています。

つまり、

「売場自体」を広告にする

ことによって、メーカーや小売店の売場の生産性を
上げているわけです。

そこが大きく、他のVMD会社と違うところです。

論より証拠で、法人登記も「広告代理業」になっていますよ。

わかりましたでしょうか?

(わからないかもしれませんね)笑(^^)

スカイツリー、サクラサク

今日の東京は、桜の開花宣言でした。
いつもより2週間も早いとニュースが言っていました。

そして東京スカイツリーは、サクラサクバージョンになりました。
これはたった今撮ったスカイツリーです。

ご覧の様に、ピンクバージョンになっています。
いやあ、めでたいです。
今日は今からスカイツリーをサクラに冷を一杯やることとします。

というか、日本酒がなかったので、ホワイトワインで乾杯です。
サクラサクスカイツリーは、明日もやるそうです。

VMDインストラクター協会という名称になりました

今まで、VMDインストラクターミットワークという、名称で
やってきた当社の会員制度を「VMDインストラクター協会」に
統一しました。

●vmd-i

協会といっても民間資格なのですが、
VMDインストラクター・ネットワークよりも
まとまりやすいと思いました。

月並みなのですが。

そこで、資格と試験、運営事務局という最低限必要な
情報をホームページに掲げました。
現在、売場塾は300名近く卒業生が輩出していまして
資格取得者も200名を超えていることから、そろそろ
VMDインストラクターの市場もスタート地点に
ついた頃合いだと思ったからです。

VMDインストラクター協会の会員資格なのですが、
会員をVMDパートナーと
呼んでいまして、規約も成り立っています。
会員は現在300名くらいになっていまして、
その半分が売場塾卒業生です。

会員は誰でもなれます。
下記で会員登録ができます。
もちろん無料です。

●VMDパートナー会員になるためには

 
次第に会員とのお付き合いが活発になっていまして
昨年はのべ80名ほど仕事のやりとりをしました。

さらに最近は会員の就職・転職も多くなってきています。
有名ブランドVMD就任には、私の知っている限りでは、
10名ほどおります。

さて、このVMDパートナーとVMDインストラクターの
位置関係が少々ややこしい。(笑)
VMDインストラクター協会会員のことをVMDパートナーと
いっています。

つまり、
●VMDインストラクターでVMDパートナーの人
●VMDインストラクターではなくて、VMDパートナーの人
の2種類の会員がおります。

さらに、
●仮会員
●正会員
がいます。

仮会員とは、ネットで登録した人で面談していない人。
正会員とは、面談し、3枚の登録シートを提出された人。

になります。

わかりますでしょうか。
ここら辺を今後整理して、よりわかりやすい協会に
していく所存です。

今回は、まずは報告まで。
VMDインストラクター協会をよろしくお願いします。(^^)

VMDインストラクターの成り立ち

編集の企画で「メーカーの宣伝部100人に聞きました」という
企画をやっていますが、VMDを知っている人は少ないですね。(笑)

メーカーとは日用品、化粧品、カー用品とあらゆる会社なのですが、
宣伝部はマスつまり、テレビ・ラジオ、新聞などのマス媒体主体が
やっぱ多いです。

私はもと広告代理店でマス担当でしたが、10年たっても
現状は変わらないようです。
マス広告はすごくかっこよくて、生活者のブランド期待がすごいものの、
売場に来てガックリ・・・というのが多いのです。
そういうわけで、売場をブランディングする専門会社「オーバルリンク」
を作ったのですが、この時期になってもまだマスと売場がかい離している
現況です。

そもそもメーカーと広告会社の組織のありようが問題ではないかと思います。
宣伝部はマス中心のPOPをつくって、営業部に渡し、営業が
POPと陳列を売場に施すのが多いですが、流れ作業的になっています。
つまり、売場と売場にくる顧客プロファイルを勘案したPOP提案、
売場提案が少ないです。
営業部は宣伝部のつくったPOPを売場に貼るだけ・・・が多いです。
これでは生活者に即した売場はできません。

メーカーの宣伝責任者に聞くと、ほとんどが「売場づくりは関係ないです」
といいます。つまり、営業部に任せてしまっていて、そことコンタクトがありません。
また売場を見てどうこうする・・・という策定もありません。
宣伝部は組織の中で独立しているからなのですが、ここがマズイ。
マスの中で生きてしまっています。

広告代理店も同じで、マス中心部の部と販促中心の部に
分けられていて、販促部はほとんどが子会社になっていて
完璧にマスと売場がかい離しています。
会社同士のコンタクトはほとんどありません。

このように日本のメーカーと広告会社は、
宣伝部と営業部の橋渡しがなかなかできていないのが現状です。

メーカーの中には、カルビーのカルネコ事業部の様な、橋渡し役で
なおかつ売場に即したPOPを提供しているところもありますが、まれなんです。

このような中、VMDインストラクターは、宣伝部→営業部の指南役として生まれました。
アパレルの場合はVMD部がありますが、それ以外のメーカーはあまりありません。
VMDインストラクターが、宣伝部のつくったイメージをしっかり売場に
植えつけて、さらに現場に即したPOPを積み重ねる。
そういうことで、お客様にとって買いやすい快場ができあがるのです。

できれば、今後は「売場のプロデュース部」という部署が必要でしょう。
ここにVMDインストラクターが在て、いろいろな部署とのコミュニケーションを
図っていく。
そうすることで、マスと売場が完全にブランド一気通貫され、生活者が
「売場に来てガックリ」が少なくなると思います。

メーカーのVMDインストラクターさん、これからも売場づくりの指南役、
がんばってください。(^^)