売場塾50期に

50期

売場塾もこの夏で50期になります。
なんか、うれしいですね~。

開校したのは、2006年の春でした。
その時はまだ生徒は少なかったんですが、今では3年連続満席、卒業生は500人以上になりました!!

50期の受講生の皆さん、お待ちしております。(^^)

●第50期売場塾

売場ドッと混む「アメリカ売場見放題!」での勉強の仕方

今日は、売場ドッと混むの「アメリカ売場見放題!」の見方や
勉強の仕方についてお話します。

「アメリカ見放題!」は、当社がここ5.6年の間、アメリカに行って
商業施設や専門店、公共施設にて参考になる売場を撮影してきて、
それを売場ドッと混むにて公開してるサービスです。
売場塾通学中、生徒はそれらの売場を見放題になるということですね。
現在2、300枚位アップしています。

有名な百貨店、GMS、スーパー、ディスカウント、専門店、ドラッグストア、
ホームセンターなどなど日本では見ることのできない売場が目白押しです。

さて、この写真アルバムの見方ですが、ただ「ディスプレイがきれいだな~」
で終わってはいけません。
ここでフレームワーキングしなければいけません。
フレームワーキングの想起法を使って、写真の中にどんなVMD手法が
隠れているか瞬時に思い起こさないといけないのです。
そのイメージ図はこちら。

●フレームワーキング

例えば、売場塾の2日目でMDPのテクをたくさん学びますよね?
その時に、くくりやオーケストレーション、ネガティブスペースや
キャッピングなどさまざまなテクを専門用語で学ぶのですが、
写真を見てバッと、この専門用語が頭の中の引き出しから引き出さなくては
いけないのです。

写真を見て
「くくりが水平になっていてきれいだな」
とか
「このキャッピング、シンメトリーになっているけど、上の棚が低すぎるな」
とか
「MDテーマはおしゃれな遊園地デートになっているな」
とか
専門用語を駆使して、そのまま言葉に発しなくてはならないのです。

発しなくても、少なくとも心の中でつぶやかなくてはいけません。
英会話と同じで、VMD専門用語を繰り返し繰り返し日常で使用することにより、
いろいろな方に、「売場づくりを言語で正しく伝える」という話術を
身につけなくてはいけないのです。

なので、見たことのない楽しいアメリカの売場を見ながら、
ぜひVMD用語をつぶやいてください。
引き出しには55のVMD用語が入っているはずですよね。(^^)

家族と買い物に行ったり、友達とSCに行ったりするとき、コンビニに入った時、
風邪薬をドラッグストアに買いに行ったりするときに、ぜひ売場を
眺めてください。
そして、VMD用語(詳しくはフレームワーク用語と言う)を発してみてください。

これを繰り返していくあなたは半年後には確実に、「正しい言葉で売場づくりを
他人に教えることのできるVMDの達人」になるはずです。

VMDのリーダーになりたい人、ぜひこのフレームワーキングを使って
日常の生活の中から売場づくりを学習してくださいね。
2016年もがんばってVMDの勉強しましょう。

フレームワーキングの第一段階

今日は、フレームワーキングのやり方を説明します。
これを習慣化すれば、店舗診断をメキメキ上達させることができます。

●フレームワーキング

まずは売場塾に入って、VMDの型55を頭の中に入れます。

この頭の中の引き出しの入れ方なんですが、
教科書の最初の見開きの表に書いてある55のフレームワーク用語を
とにかく丸暗記すればいいです。

VMD分類、IP、オーケストレーション、ハーモニゼーション、
ゾーニング、什器レイアウト、、、
ほら、丸暗記すればいいから、カンタンでしょ。

まずは、英語の単語を覚えるように、
フレームワーク用語を丸暗記してください。

丸暗記したら、とにかく売場に行ってください
。自分の店でもいいし、買い物でもいいです。
お店の業種、業態、取り扱い商品は問いません。

なるべく売場は毎日行くこと。
通勤ついでに寄るだけだから、誰でも出来ますね。^_^

お店に行ったら、お店をぐるっと回ってください。
できれば、教科書の、写真の撮り方 に沿って回るのがいいんですが、
普通に回っても構いません。

そして、売場をじっくり見てください。
見ているときに、どんな売場になっているか、
フレームワークに沿って考えてみてください。

例えば、IPというフレームワーク用語に焦点をあてて売場を見ます
。すると、くくり、グリッドライン、MDテーマという
VMD専門用語が思い出されます。

この売場はタテにグリッドラインが整っているな
と思ったら、垂直くくり、色優先のVMD分類という
VMD専門用語が出てきます。

今度は、斜めから同じ売場を見てみます
。すると、フェイシング、什器レイアウト、リレーション
というVMD専門用語が思い出されます。

つまり、フレームワークを意識して売場を見ると、
自然に用語が思い起こされるようになってきます。
これが、フレームワーキングの第一段階なんです。

これを売場を変えて何度も繰り返します。
今日はスーバーで、明日はドラッグストアで、
その次はコンビニで試していきます。

これを100軒続けてみてください。

1日3軒として1ヶ月で、毎日1軒でも3ヶ月で終わります。

100軒くらいを過ぎたあたりから、スラスラとフレームワーク用語が
出てくるようになります。
そのあたりから、フレームワーク用語を使って
人に話をする訓練をしてください。

このとき、相手のVMDレベルを見て、豊かな表現ができるよう
に訓練していきます。例えば、素人に
、この売場は色優先のVMD分類で、垂直くくりでくくられており、
フェイシングはラベルが見えるようにライザーを使っている。
と言っても相手はわかりません

ここで、フレームワーク用語の翻訳をします
。垂直くくりをタテに揃えている、ライザーを陳列台、
フェイシングを商品の置き方、などと、
フレームワーク用語を相手にわかるように言葉を変えます。

先ほどの翻訳をしてみます。

この売場を見てごらん。色を気にする人が多いんだね。
ピンク、赤、緑とタテに商品がくくられていますね。
商品のラベルが見やすいように、陳列台を使って
斜めに商品を傾けています。
見やすいですね。

こんな感じです。要は、発想はフレームワーク用語で、
解説は翻訳してやるんです。

そして、VMDを教える相手のリテラシーが上がってきたら
、次第に専門用語を使っていくのです。
これがフレームワーキングの想起法による学習方法です。

売場塾のVMDインストラクターコースでは
、この想起法によるロールプレイングを繰り返します。

●VMDインストラクターコース

想起法に慣れてくると、VMDのプロとしての表現力が備わってきます。
興味ある方は、ぜひVMDインストラクター説明会で
訊いてくださいね。

●売場塾&VMDインストラクター説明会

フレームワーキングでセミナーのネタをつかむ

今日は、フレームワーキングでセミナーのネタをつかむ
について話しましょうか。

この間も、「VMDセミナーのネタがない、どうしたらいいか」
という卒業生がいましたが、これはナンセンスですね。

売場塾としては、フレームワーキングでセミナーのネタを
作ってほしいです。といいたいです。

フレームワーキングとは、このことです。

●フレームワーキング

フレームワークは基本ベーシックが55あり、後は
時間の経過とともに自分の経験と実績をフレーム化していきます。

さて、フレームワークには、課題と課目があり、その下に
細則があります。
これがフレームの基本構成です。

みんながVMDのネタがないというのは、この細則の部分なんです。
つまり、課目がディスプレイ構成でしたら、細則は
トライアングル、シンメトリー、リピテーションというものです。
細則は受講者に教える具体的な部分ですから、これがあると
セミナーはスムーズにいきます。

つまり、VMD現場の細則は特に現場スタッフに守っていただく
フレームになるので、これが多岐にわたるということです。
55は課題なので、細則はその10倍はあります。
これは経験や知恵によつて無数に広がります。

さて、話を戻しますが、「ネタがない」という人は、
この細則を自らつくっていないということになります。

細則は、業種・業態・取扱商品により違うものもありますが
たいがいはすべてに共通しています。
つまり、今までわからなかった細則が売場を
よく見ることにより、わかってくるということです。

店舗診断をしている人は、店舗診断するごとに
新しい気づきがあります。
それを細則にしていけばいいのです。

例えば、ヘアサロンで「植木の位置がどうなっているのか」
というところに目を向けます。
すると、植木はプライベートな空間をつくるためにある・・・
ということに気づきます。
また、対面のお客様同士を遮るという役目があることに気が付きます。

すると、細則は「プライベート保持」ということになります。
そして次に植木のほかにプライベート保持するのに役に立つものは何か?
についてみる目がわきます。
すると、スターバックスでは、それが照明だったり、机上のオブジェ、
マクドナルドでは衝立ということに気が付きます。

すると、仮説の細則「プライベート保持」に肉が付き、骨が付き、
セミナーでもきちんと、「プライベートな空間を保持する仕方」という
講座に行きつくのです。

このフレームワーキングの仕方は、詳しく売場塾の
VMDインストラクター指導コースで教えていますが、
独立コンサルの方も、本部VMDトレーナーの方も
気づきを細則にしていく・・・という習慣を覚えれば
ネタはつきなくなります。

まあVMDの本やブログからネタを拾って話をするのも
いいんですが、やっぱり自分の経験から引っ張り出さないと
セミナーでの説得力はないでしょう。

VMDフレームワーク用語のビギナー向け変換 その2

他ブログからの続きです。
VMDフレームワーク用語の
ビギナー向け変換の続き、行ってみよー。(^^)

これ、何かというと、
VMD用語は、VMDを知らない人や初めて知る人にわかりやすく
伝えるための「ビギナー向けVMD変換用語集」なんです。

オーケストレーションは、壁面全体陳列。
ハーモニゼーションは、棚の陳列方法。
ルーピングはくくり。
グリッドラインは、陳列を整理する線。

ゾーニングは、フロアの区画。
VMD分類は展開。サインは看板。
POPは広告。

コンセプトは、お店のなりたいイメージ。
ポジショニングは、敵のお店との位置関係。
ペルソナは、お店のお客様像。

MDは品ぞろえ。什器レイアウトは、什器の置き方。
フォーカルポイントは売場の目立つところ。
バーチクルは、細かく散らす装飾品。
ガーランドは巻物の装飾品。

トランジションは、つながり。
スタンディングは、商品を立てること。
MDテーマは、商品を売場でまとめるためのテーマ。
ルック&テイストは、お客様の感じ方。

トーン&マナーは、デザイナーが守るべきルール。
プレゼンテーションはディスプレー。

インストラクションは、教えること。
インストラクターは、先生。
VMDは、売場づくりのノウハウ。

MDPはディスプレー。ショップデザインはお店のデザイン。
エクスペリエンスプロモーションは、体験販促。

ということで、今日はやさしく伝えるVMD用語でした。(^^)
VMDインストラクターの皆さん、初めてVMD覚える方には
やさしい用語に変換して伝えてくださいね。(^^)

顧客目線ツアー

今日は、顧客目線ツアーについてお話します。

顧客目線ツアーとは、「お客様目線で売場を見てみよう」というOJTのメニューです。

これ、VMDインストラクターのやるコンサルティングのメニューにも入っており、
実施者が多い人気のメニューです。

なにをやるかというと、いろいろな顧客目線で店舗で売場を見ることですが、
面白いのは、VMDインストラクターがツアーガイドのように、店舗スタッフを導いてくれることです。

店舗スタッフはいつもお店にいるので、お店の陳列が乱れたり、
通路に段ボールがあっても気がつきません。

ところがお客様目線で見ると、陳列の乱れ、
段ボール、POPの散乱状態がとても目立って見えるんです。

それだけでなく、分類サインがなかったり、リレーションがおかしく、
買い物しにくいことがよくわかります。
要は、売場塾でいうところのネガティブ要因が、顧客目線ツアーをやると
よくわかるんです。

さて、この顧客目線ツアー、VMDインストラクターがOJTをやる時の手法と
考えてよいのですが、これをインストラクターだけでなく、
現場スタッフの義務としてもいいでしょう。

そう、現場スタッフは毎日目線ツアーをする必要があるのです。
なぜかというと、毎日お客様が来ている、そのお客様の目で見て、
「これはいけないな」というネガティブ要因をすぐその場で直すことが
大切だからです。

私ごとですが、こどもの時からいやだな~と思っていたことがあります。
それは、旅行に行ったときのこと。

きれいな旅館なのに、廊下に段ボールが置いてある。
きれいなホテルなのに、掃除用具が玄関に置いてある。

きれいなままでいてほしいのに、ガックリしていました。
まあ、自分の子供部屋に関しては、そこそこ片付けしてある程度で
決してニートな性格じゃないんですが、きれいなところは
いつもきれいなままでいてほしい・・・というのがありました。

そんな顧客目線で、お店を見てほしい・・・と願っています。
VMDインストラクターの皆さん、顧客目線ツアーに精を出しましょう!!

VMDの一分野、インストアエクスペリエンス

インストアエクスペリエンスとは、
Instore Experienceのことで、
直訳すると店内体験を言います。

この店内体験、店頭体験と言い換えてもよいです。
一般的には、店頭は店内をも指す言葉なので、
店頭体験といっても差しつかえありません。

店内体験は、わざわざお店に行かないと、得られません。
ネットで店内体験は絶対できません。

店内体験はネットの仮想購買体験と違い、リアルな売場での
リアル購買体験だからです。
VMDの一分野にインストアエクスペリエンスが
必要なのは、こういうことがベースにあるのです。

さて、この店内体験、どのように企画・実施すればよいのでしょうか。
インストアエクスペリエンスは、下記の項目があります。

●買い物体験
・いろいろな商品が選べる。比較できる。
・いろいろな商品に触れる。
・いろいろな商品が試せる。
・売場内インデックスのおかげで選びやすい。
・旬のもの、人気のもの、特別なものに出会える。

●店内空間デザイン体験
・店頭のディスプレイがきれい。
・売場が季節を感じさせる。
・床・壁・天井など自分を包む空間がオシャレ。
・什器が花車みたいでかわいい。
・カフェバーみたいな暗い空間で落ち着く。
・チョコ工房がガラス越しに見える。

●店内音響体験
・BGMが心地よい。
・スタッフの掛け声がおもしろい。
・鳥が鳴いていて川のせせらぎが聞こえる。
・ビジョンからオーケストラのサウンドが聴こえる。
・スタッフがそばを打っている音が聴こえる。

●店内情報体験
・POPの文句がおもしろい。
・フレームの絵や写真、イラストの表現が楽しい。
・分野に対して博学になれる。
・生活のためになる情報がある。
・カタログ・パンフレットを持ち帰れる。

●スタッフ接客体験
・店員が丁寧にアドバイスしてくれる。
・ソムリエがワインのチョイスをしてくれる。
・美容部員お肌のコンサルティングをしてくれる。
・特別室に通されステイタスを感じさせてくれる。

●店内イベント体験
・肌診断をしてくれる。
・試食・試飲させてくれる。
・カメラ教室に参加できる。
・ファッションショーが見られる。

●店内ノベルティ体験
・お土産がもらえる。
・試供品がもらえる。
・肌診断シートがもらえる。
・割引チケットがもらえる。

店内体験は、単に「販促をする」という範囲ではとどまりません。
というのは、従来の販促(プロモーション)という意味ですと、
店内イベント体験や店内ノベルティ体験の要素が強く、
販促部や広告部の行う範疇に考えてしまうからです。
店内空間はVMD、販促空間は販促部・・・と分けて考えないで、
空間と販促を一体化して考えていただきたいと思います。

インストアエクスペリエンスは、上記のように
ビジュアルが伴ってこそ、成り立つ分野です。
そういう意味では、VMD担当が企画・実施の適任者といえます。
VMD担当者は、ディスプレイをつくる、品揃えを明確にする、
ショップデザインをつくる・・・の他に、ぜひこの店内体験を
VMDに取り込んでいただけたらと思います。

これからの時代は、単に商品がいい、ディスプレイがきれいだ・・・
だけではお客様は買わなくなりました。
空間で、どんな体験ができるか?お客様の購買はその後になるでしょう。
でなければ、ネットで買った方が早いからです。

インストアエクスペリエンスでぜひ、売場を快場に
してください。

売場塾生徒の美大出身者

売場塾生徒の中には美術大学の出身の人がいます。
美大には空間美術とか造形美術という専門学科があり、
そことVMDってリンクしているんですね。

売場塾は誰もが発揮出るディスプレイノウハウ・ハウツーを標榜していますが、
美大卒の方はそれプラス空間デザインの発展・創造につなげています。

優秀な美大出身者が各界でVMDインストラクターとして活躍していますよ。
アートな作品たくさんつくっています。
美大出身者は表現豊かで、プランニングから入り、
図面や出来上がり想像図を描いて社内やクライアントに
プレゼンができます。
アートに富んだ表現で訴えることができます。
美大出身の方にとってデコレーションはフィニッシュの作業と
いえましょう。

ただ、私はアートというよりもクリエイティブと言う言葉の方が好きで、
美大出身以外の方は
アートで食えなくてもクリエイティブで食うことはできるかな・・・
と思っています。

私は美大出身ではないんですが、VMDを行っている以上、
空間デザインは避けて通ることはできません。
普通の方でもセンスや感受性は必要ですね。

●VMDはPDDC

例えば、私自体は外国語学部出身なんですが、
広告会社時代からクリエイティブなことは好きで
いろいろ賞を取ってきました。

●広告賞など

クリエイティブとは、デザインを生み出す企画力と言えるでしょう。
まさにVMDは空間に対しての企画力。

つまり出身学部関係なく、クリエイティブであるということは
たとえそれがVMD担当でなくても、営業でも販売でも人事でも、
クリエイティブであるということは必要でと思います。
VMD担当でも、「店舗デザインは担当外」などと言って
建築士や施工会社に丸投げすることはご法度です。

自ら店舗デザインのオリエンをVMD担当はしなければいけません。
なにせ、空間デザインの責任者ですから。

VMDインストラクターの方、クリエイティブな創造頑張ってくださいね。
売場塾は応援しています。(^^)

専門家と渡り合えるようになるのが売場塾

今日はこんなことをお話しします。

売場づくりのプロフェッショナルとはVMDということは言うまでも
ありません。
ディスプレイがうまいだけでは、ビジュアルマーチャンダイザーと言えない
のは当たり前ですね。

さて、VMDを学んでメリットとなるのは何でしょう。
それは専門家と渡り合えることなんです。
あなたは、メーカー、卸、小売店
はたまた、コンサルタント、広告会社やSP会社の
営業または企画マンとしてVMDを学んでいます。

VMDerとして当然、売場づくりの企画提案や講習会、OJTやディスプレイ制作など
多岐の仕事をこなすことになります。
その時VMDを本当にしっていると、専門家と渡り合えるようになります。

専門家とは、もちろん売場づくりの専門家のことで、
●百貨店のVMD担当
●GMS、スーパーのVMD担当
●VMDのコンサルタント
●海外の外資系VMD担当
●メーカーのVMD指導者
などを指します。

これらのVMDの専門家と渡り合えるようになります。
議論したり、企画の成否を評価し合ったり、
新しいVMD企画を協同発案できたりします。

単にディスプレイがうまい・・・だけでは
これらVMD専門家と渡り合うことはできないでしょう。

まずは売場塾で学んで、売場塾職員と
渡り合えるようになってください。(^^)
私たちは、日本の売場づくりを担うVMDを育成しています。

VMDの専門家になって専門領域の方たちと渡り合いましょう。
例えば、売場塾生の主宰する交流会では、専門家が
たくさん来ますよ。

●売場塾交流会

そして専門家になって持論を発表してください。
売場塾はいつでもあなたが語るセミナーを用意しています。
受講者は日本の名だたる百貨店やスーパー、GMS、ショッピングモールの
VMD専門家ですよ。

●売場塾発表会

ということで、専門家と渡り合えるようになるのが売場塾なんです。
新しくなった2コース制の第43期は4月から始まります。
VMD専門家になる卵の方、おまちしていまーーす。(^^)

売場塾が2コース制になりました

売場塾第43期、春期コース募集開始しました。
こちらご覧ください。

●第43期売場塾

春期コースは4月4日から始まります。
この第43期から、売場塾は2コース制になります。
つまり、基本コースとVMDインストラクターコースに分かれます。

●基本コースは、こちら。
これはいつもと変わらないです。
VMDの基本を徹底的にみっちり身に付けたい人のコースです。
すべての受講者の必須になるコースです。
アパレル関係者は、アパレル基本講座をプラスして受験できます。

●こちらは、VMDインストラクターコース。
売場づくりのリーダーとして、VMDを指導・教育したい人向けの
コースです。
土曜日連続3日間で行うコースとなり、
1日目/教育指導講座
2日目/ディスプレイ指導講座
3日目/POP指導講座
となります。
それぞれ6時間で計18時間です。

教育・指導講座は、VMDの研修を企画立案して自ら講師として
教壇に立ちたい人、販売スタッフを現場で教育したい人、
教育マニュアルをつくりたい人など、どうやってVMD教育を
推し進めていくか、実行するかみっちりやります。
本部VMD、またはその希望者、独立して研修をしたい人に
うってつけです。

2日目のディスプレイ指導講座はこれまでまったくなかった新設講座です。
これはズバリ、VMDトレーナーとして現場をリバイスできる人を
養成できる講座です。
リバイスとは、きのうお話しした売場の再編集のことです。
52週MDにより、ディスプレイを変更しなければいけませんが、
その変更の仕方、ディスプレイの直し方をみっちりやります。
各店を回ってディスプレイをつくったり直したりする
トレーナーになりたい人にうってつけです。

売場塾2日目のディスプレイ講座をさらに細かく深くやる講座で
ワークショップも豊富です。(^^)

3日目のPOP指導講座は、売場のPOPを指導する講座。
POPの設置を直してわかりやすい売場にしたり、
POPの制作にルールを決めて作り直すアドバイスができる講座です。
POPをたくさん使っている売場にうってつけです。
POPをワークショップでデザインはしてもらいますが、
POP制作教室ではないのでご注意ください。(^^)

特筆すべきは、VMDインストラクターコースは講座が
選択できるということです。
すべて受けた方がリーダーとしての役割は鍛えられますが、
必要に応じて1講座ごとチョイスできます。(^^)

2コース制になった売場塾、この春からよろしくお願いします。~