今日はサインとPOPの違いについて話します。
売場塾受講生でも、
まだこの違いはっきりしていない人多いです。
ズバリ言うと。
サインとは、お客様を短距離に導く記号、
POPとは商品に付随している広告です。
そして、サインはビスで固定されるケースが多く、
施工が必要なケースが多いです。
材質もプラスチックが多いです。
一方、POPは紙やスチレンボードでできている場合が多く、
テープや画鋲で簡単に取り外しできます。
つまり固定化されずに可変できるんです。
例えば、サインは記号なので、トイレや駐車場みたいに
アイコンで表示されることが多々あります。
また、家電店では、「冷蔵庫」「テレビ」など、エスカレーター前や
天井にアクリルプレートで下げられていたます。
中には電照になっているものもあります。
一方、「パナソニック」や「ブラザー」などのブランドPOPは
メーカーが持ち込んで、家電店から与えられた場所に吊るしたり貼ったりします。
これは可変できますし、メーカーの広告ですからPOPです。
でも、家電店がフロアをつくるときに、電照プレートととして、
「パナソニック」や「ブラザー」のロゴを壁に固定するのは、
サインとなります。
容易に動かせませんし、施工を伴います。
だいたいわかりましたか。
POPとサインの違い。
サインは小売店マターで、POPはメーカーマターなんです。
メーカーは自分のブランドロゴをPOPでなく、サインにしてもらうのが
フロア内インショップとしてのゴールをとらえることができます。
ということで、今日はPOPとサインの違いでした。
VMDインストラクターの皆さん、巧く使い分けてくださいね。(^^)