この度の第73期で、シニアVMDインストラクターは15名になりました。
合格された方、おめでとうございます。
現時点でVMDインストラクターは802名なんですが、シニアVMDインストラクターはまだ15名なんです。
VMDインストラクターとシニアVMDインストラクターって何が違うのでしょうか。
試験と資格の違いは以前述べました。
●数字で見る資格者数
今回は、よりわかりやすく解説します。
VMDインストラクターを直訳すると、「VMDの先生」ということです。
シニアVMDインストラクターは、それにシニアがついていますので文字通り、先輩VMDインストラクターということです。
では、先輩VMDインストラクターの定義は何か、それは下記です。
●シニアVMDインストラクターについて
VMDプロとして、VMD業務をより的確に高度に遂行できる人材です。
企業内におかれましては、VMDマネジャーを目指すことができる人、あるいはマネージャーとしてスタッフを指導することができる人です。
フリーランスの方におかれましては、クライアントに対してVMDサービスを提案でき、
その報酬を正当にいただき、サービスを発展拡張できる人です。
手っ取り早く言うと、企業においてはリーダー、フリーランスにおいてはお金を稼げる人、ということになります。
シニアVMDインストラクターのキーワードは、その方が企業人であれ個人であれ「報酬を正当にいただける人」です。
会社員として社内で仕事をしても、お金をもらえるほどの仕事をしているということ。
例えば、もしいきなりVMDとして独立してもクライアントの仕事をしっかりできて正当な報酬をもらえるということなんです。
VMDインストラクターとして取得できたら、すぐにみんながやっているのはセミナーの先生。
これで成功している方は会社員でもフリーランスでも多いです。
当協会も早く成功するにはVMD講師がおススメとは言っていますし、セミナーで活躍することはVMDインストラクターの面目躍如たるお仕事ではあります。
ただやはりそれ以上に実力がつき、企業で売場づくりのリーダーとして活躍でき、自営として収益をしっかり確保するには、店舗診断・臨店指導ができるといいでしょう。
特に店舗診断と臨店指導は当社のメソッド「フレームワーキング」をベースにしていた独自の方法で、クライアントに喜ばれています。
シニアVMDインストラクターの試験は、この店舗診断と臨店指導をベースにした実地試験になっています。
そして試験に合格しフレームワーキングがマスターできたならば、店舗診断と臨店指導を業務に入れることができ、VMDガイドライン制作、コンサルティング・・・とサービスも拡大していく、というわけです。
実際、シニアVMDインストラクター15名のうち、フリーランスと会社員の割合は半々です。
会社員全員は、プロジェクトリーダー・コンサルタント・役員のどれかです。
フリーランスの方は、VMDをメイン業務に据えて自営されている方が多く、中には株式会社化している人もいます。
すでにVMDインストラクター資格をお持ちの皆さん、ぜひシニアVMDインストラクターにチャレンジしてください。
オンラインと実地テストなので、試験会場にくる必要はありません。
実地はフレームワークを駆使した店舗診断シート提出なので、時間がかかります。
今だからこそ時間があるうちに受験してください。~
また、初めの方はまずはVMDインストラクターからトライすることになります。
資格取得の詳しい流れは下記を参照ください。
リアルとオンラインの説明会も開いています。
●VMDインストラクター、シニアVMDインストラクター資格取得の流れ
(VMDコンサルタント 深沢泰秀)