ウエルカムステージをつくろう 

ウエルカムステージとは、店頭あるテーブルディスプレイのことです。
このディスプレイ形態には3種類あり、
●IPテーブル ・・・陳列だけのもの
●IP・PPテーブル ・・・陳列と展示があるもの
●VPテーブル ・・・展示だけのもの

このウエルカムステージは
●アパレル
●雑貨
●玩具
●家電
●靴
など、あらゆる店舗やフロアで見られます。
主にエスカレーター上下の対面や主通路沿いにつくります。

どうしてかというと、お客様の立寄り率がすごく上がるからです。
どのくらい立寄り率が上がるかというと、東急ハンズでは
売上の95%がこのウエルカムステージからの吸引なんです。
スゴイです。(新宿店、日経MJ情報/以下も同じ)

東急ハンズでは、ウエルカムステージを、フロアを4.5画に区切って
1つずつ置いているそうです。
主通路沿いにウエルカムステージはあるので、
そこに立ち止まったお客様は
ステージの後ろにある売場につられていくんですね。
このようにして、ほとんどの店の売上をウエルカムステージから
とっているそうです。

このウエルカムステージ、同社の契約社員が
ディスプレイつくっているんです。
スゴイです。お店によって少し優良に上下はあるものの、
デコレーターに発注せずに
社員自らが造作しているのですばらしいです!!

売場塾では、お店の売上を担うウエルカムステージの
実習も兼ねていますが
このスキルいかんでフロアやお店の売上まで左右するんです。

このウエルカムステージは契約社員やアルバイトを集めたチーム編成。
旗艦店では10人編成でつくっているそうです。
もちろん、ディスプレイを隔週で変えていて、変化を持たせるとともに、
半年先までディスプレイテーマは決まっています。
商品はバイヤーからトスさせるのですが、売場づくりは自由。
機動力は現場に任せるという現場主義なんです。

すばらしいです。東急ハンズ。

それではまた。