インショップ考

いつだか名古屋パルコのアーバンリサーチでフライターグの
インショップ見ましたよ、あれはよかっです。

フライターグの個性的な引出しIP、いまやどこのセレクトショップでも見ますが、
ほとんど、あのタンスを置いただけのコーナーでした。
アーバンリサーチのフライターグ売場は、確かにいつものタンスがありましたが、
コーナーが珍しくコの字型になっていました。

床もコンクリート風になっていてシックでした。
ラックの前には大きな自転車。そしてコの字矩形の両側には、
似たようなテイストのカットソーとパンツがありました。
なんか世界観がありました。

これをメーカーコラボ型インショップと言い、
ビームスやアローズでもおなじみですが、
ほとんど、メーカーお任せの什器持ち込みか、
既存の棚に入れっぱなしが多いです。
この売場は実によくできていましたね。
ただ、日が悪くセール中なので、売場にはほとんど人がいませんでした。
みんな普段の売場に行っちゃっているんですね。

今注目しているのに、アローズの中にある「スティーブンアラン」が
ありますが、ここもう少しインショップぽくしてほしいなーーー
なんて思ってています。

什器は確かに替えている店もあるんですが、
ちょっと売場に埋まってしまっているかな・・・。
まあ、フロアレイアウトにも限度があるので仕方がないですが。

メーカーインショップをすごく目立たせているのに、
ABCマートのプーマやアディダスの売場がありますが、
最近のABCマートプレミアムいいですね。

もともと靴店は、メーカーインショップありーので、
客寄せをしていますが、ABCマートプレミアムは、
その6割の商品が自主企画商品ということもあり、
プーマであれ、アディダスであれ、床上の靴箱がすべて同じでデザインなんです。
プーマの箱は赤くなく、ABCオリジナルの茶色なんですね。
すごいです。

今後、このメーカーインショップと
小売店のショップデザインのあり方について探っていきたいと思います。
それではまた。