売り場作りに必要なMDPシートの4適

この間のMDPシートの4適をおさらいしてみましょう。

●MDPシートの4適
最適な商品を ・・・マストアイテム
最適なトレンドと ・・・色・ディティール・コーディネート
最適なテーマと ・・・使うストーリー
最適なディスプレイ方法で ・・・フェイシング 

MDPシートとはなんぞや、ですが、
マーチャンダイズプレゼンテーションシートといいます。
これはディスプレイの指示書なんですが、各社により
表現方法はまちまちです。
お持ちな指示書は次の通り。

●写真
これ、多いです。本部のスタジオでディスプレイをつくり
写真で撮ります。
それを解説書つきで各店に送付。

●3D
これは、コンピュータグラフィックで行う指示書。
オーバルリンクもよく使います。
プレゼンに映えるんですね。この指示書は。
ただ、マネキンのモデリングできる人が限られていて
ほとんどデザイナーがつくります。

●スケッチ
絵心がなくても鉛筆スケッチ等でディスプレイは表現できます。
私もよくやります。
ただ、カッコつける場合は、鉛筆にトレーシングペーパーを
かざしてフェルトペンでなぞり、それをスキャンしてシート化しています。

●イラストレーター
これ使っている人多いではないですか。
イラレ使えないとダメなのですが、電化製品や化粧品みたいな
複雑な形態でもカバーできます。

さて、話は戻り、MDPシートの4適について話します。
上記の表現にこの4適を解説するわけなんです。
これをつけないと、ただの絵に描いた餅になってしまうからです。

スタッフにどうしてこのディスプレイを今つくるのかが明示され、
納得するからです。
写真を店舗に送りつけて、「この通りにして」では話にならないからです。

MDPの4適、ぜひチェックしてみましょう。