ショールーミング時代のVMDとは

家電業界も勢力図が変わりつつありますね。
ショールーミングが定着した昨今、家電店で商品を見て、
ネットで買う人が増えています。

一昨日の日経MJの記事を見ると、ヤマダ電機は確かに売上日本一
ですが、営業利益はヨドバシカメラの1/5で、ビックカメラや
ケーズデンキと同等です。
さらにヨドバシカメラの店員一人あたりの稼ぎ高はヤマダ電機の
数倍と、専門員による接客対応が定評で、ヨドバシカメラ店頭でしか
買えないオリジナルモデルのMD編成など、ショールーミングに
流れない売場モデルをつくっています。

私もヨドバシでよく買うんですが、店員の専門性かなり高いのに
ビックリしています。
もともと、カメラいじりが好きなので、専門用語を店員に出すんですが、
なんなく答えてくれます。

例えば、
「ステップアップリングがレンズに合わないので、ニッコーの54MDに
合うものありますか」
とか
「バウンスライトだとてかりがすごいので、ディフューズで拡散できる
ライトがほしい」などと言っても
すぐに対応してくれます。
わかってる~という感じ。

かといって、釣具屋の偏屈おやじのように、ビギナーをからかうことも
しません。
親切丁寧に対応してくれるんです。

一方、量販店とは格段に差別化された、蔦屋家電がGWにオープン
しましたが、これもショールーミングでは味わえない、生活空間
スタイルの体験価値を提供しています。

VMDの考え方も、
●リアル→ネット販売を促すショールーム的な売場づくり
●リアルでしか味わえない体験型の売場づくり
の二つにセパレートしていくでしょう。

今後も、家電業界の動向を見守っていきたいと思っています。