ブラックバス、ゲットしました

ゲット

 

秋の連休にひさびさにルアーフィッシングにいきました。
釣り具の会社に勤めている友人と、伊豆の松川湖に釣行です。

ここんとこ、連休は日がいいですね。
ただ、高原のダム湖だというのに、真夏の暑さです。

これは師匠が釣り具をセットしているところ。

アキ

そのピーカンの正午にBBをゲット。
25cmでした。

これが今日のルアーとタックルです。

タックル

ルアー
竿は、友人に借りたジャクソンのネイティブ。
これ、私も一本持っていて、デザインがとてもシックで
いい竿です。
主に、本栖湖のトラウトで使用しています。

釣り具店で長い間店長をしていた友人曰く、
ルアーは魚をだますものだけど、お客様をもだますものだそうです。

釣り具店の壁面に並べられたいろいろなルアー。
主にメーカー別にルーピングされていますが、
売れる色は、「魚が好きな色」ではなくて
「人間が好きな色」ということです。

本来、釣れる色は千差万別なんだそうですが、
お客様が「これは釣れそう」というルアーを
たくさん仕入れてボリューミーに陳列するそうです。

売れる色のほとんどは「自然に近い色」、つまり
今いる魚の魚体の色だそうですが、服飾の様に
色のはやりすたれがあって、たとえば黄色のルアーなんかも
売れるそうです。

キャンディみたいな色でも、たくさん陳列して、「釣れた」と
POPに書けば釣れそう、なんですね。

なーるほど。
アパレルと釣り具は似ているところがあると
思いました。

ところで、この日の釣り具ファッションはビームスでした。
ピーカンだったので、シャルマンのラインアートを持ってきました。
これ、紫外線があたるとサングラスになるんです。

ぼく

しかし、どう見てもこれ、日本にやってきた外国の
フィッシャーマンです。。。。

マーチャンダイジングってなに?

SP会社やラウンダー会社がいう、マーチャンダイジングって、

陳列のことをさすことが多いです。

 

小売店でマーチャンダイジングというと

品揃えや計数管理のことをいうのですが、

メーカー側に近いところの広告会社は、

マーチャンダイジングとは陳列のことをさします。

 

面白い慣習だと思います。

 

さて、VMDの世界では、

マーチャンダイジングはどちらに振れるのでしょう

品ぞろえか陳列か?

 

答えは両方です。

 

どちらかというと、メーカー、SP会社、デコレーターの方は、

マーチャンダイジングとは、陳列のことをいい、

小売店、コンサルタントの方は、

マーチャンダイジングとは、計数管理、品揃えのことがメインのように思います。

 

広告会社やラウンダー会社、SP会社は、

ラウンダーやヘルパーという、売場づくりの担当者がいて、

メーカーの売場の陳列や展示を直して、POPを付け替えます。

この作業をリバイスといいます。

 

リバイスには、「マーチャンダイジング」という項目があって、

新商品を陳列したり、下段の商品を上段に上げたり、

商品のくくりを明確にしたりする作業がメインとなります。

このことをマーチャンダイジングというのです。

 

うちの会社は、どちらのマーチャンダイジングでしょうか?

それは両方です。(^^)

当社の場合、計数管理をさせていただき陳列を直しています。

 

具体的には、 年間売上高を見せていただき、

「顧客の買い方パターン」を読み、

それに合わせた陳列を提案しているのです。

 

VMD本来のマーチャンダイジングは、

計数管理と陳列があってこそ、最大の効果を発揮します。

 

ただ、小売店側VMDにはそれができますが、

メーカー側ではできないのが残念。

計数管理は小売店に握られているので、

メーカーは計数管理ができません。

つまりいつどこで何が売れたのか知る由もないのです。

メーカーは卸してから後は、現場の数字を詳しく知ることはできない

でしょう。

 

なので、メーカーは「マーケティング」によって

顧客の買い方を推測するしかないのです。

 

確かに、業界別売上データ提供会社が計数をメーカーに

提供しているが、1カテゴリーの売上計数管理であって、

小売店のフロアの計数を提供しているわけではないのです。

 

ということで、「マーチャンダイジング」には二つの意味がありました。

さあ、あなたの知っているマーチャンダイジングはどちらでしょうか。