小さい店の什器グリッドライン

最近、小さい店は、什器のグリッドライン揃えない方がいいかな、
と思っています。
什器のグリッドラインとは、通路についている丸い点線のことです。
あれから先に通路に什器が出てはダメなんですね。
通路は避難経路にもなる重要な場所ですので、
デパートやGMSにはだいたいあります。

あと、量販店にも多いです。家電店やドラッグストアなど。
ただ、雑貨店や100円ショップ、楽器店や食器店などは、
グリッドを外してもいいかな、と思います。
要はランダムに什器を並べるんです。
玩具店はよくやってます。

グリッドラインを外したらどうなるかというと、
お客様の突き当たりにワゴンのエンドが見えるんです。
グリッドライン外しているから、
奥の壁ではなくて、ワゴンが見えるんです。

エンドはシーズナル売場になっていることが多く
、季節の商品や特売、コレクションやブランド売場が多いです。
この佇まいがお客様の進行方向に見えるんですね。

その方が、お客様が売場から売場に買い歩きする、
菜の花ルートができるんですね。
菜の花とは、蝶が菜の花にフワリフワリと飛んで行くように、
買い歩きすることをいうんですが、
ランダムグリッドラインは、その効果が発揮できます。
特にインショップで壁を持っていないお店にオススメです。

というのは、什器のグリッドラインがあっていると、
通路が通り抜けてしまい、進行方向の奥の他人のお店が見えるからです。
これでは意味がない。

だから、わざとグリッドラインをズラして
エンドが見えるように仕向けるわけです。

家電店や本屋ならまだしも、
雑貨店は目的買いが少ないから、
そのようにしてもいいです。

グリッドラインをずらすもう一つの利点は、
売場がマルシェ化することですね。

什器は縦方向の高低をつけ、デコボコにして、
床へもデコボコに置くわけです。
商品陳列も投げ込み陳列と、タイト陳列を併用すれば、
マルシェ売場の完成です。

これ、MUJIラボがよく食品売場でやってますね。
特に什器の床置きはすごいです。
20cmの差でグリッドラインをズラしています。
うねるように置いていますよ。(^-^)

試しにルミネを歩いてみました。
ABC、ディズニーストア、プラザ、MUJIなどは
グリッドラインはランダムグリッドラインでした。

エンドがきれいに見えてましたよ。(^^)
ユニクロ、ピットイン、グリーンレーベルなど
はグリッドラインがあっていました。
らしいです。
いや、ピットインはランダムラインの方がらしいかな。。

今後、ゾーニングする際は、カテゴリーにより
ランダムグリッドラインを採用してはどうでしょう。
例えば、本屋でもアニメや雑貨のカテゴリーはランダムにするとか。
スーパーでも、お子様のおやつ売場はそうするんです。

振り返ると、グリッドラインが揃っていて、
端まで見える売場はシンブルですがなんか味気ないですね。
倉庫か図書館というイメージ。まあ、それが似合う店は多々ありますが。

VMD担当は、とにかく四角しばった
什器レイアウトはしないように心がけましょう。(^-^)

同品番陳列順序とゴールデンゾーンの勘違い

今日の勘違いは、同品番陳列順序とゴールデンゾーン。

さて、同品番陳列順序とは、棚への同品番のサイズ違いの並べ方です。
左から右に、小→大。
手前から奥に、小→大。
上から下に、小→大。

これが基本ですが、上から下に、はとても例外が多いんです。

というのは、ゴールデンゾーンという考え方があり、
女性伸長160cmの方が取りやすい棚は70cmから120cmです。
そこに、店側の思惑商品を置くケースが多いからです。

思惑商品とは、売れ残り、処分品、新商品、色が目立つ商品、
キャンペーン商品、お店のひいきの商品、ブランドもの・・・など
いろいろです。

確かに、棚の上の商品は小さくて、だんだん下に行くほど大きくなる
のは見た感じがいいのですが、それだけでは棚割り判断できないということです。

お客様がとりやすいところに、思惑商品を置くので、
たまたまそれが大きかったりする場合があるんです。
これ、肝に銘じないと、なんでもかんでも、上が小さくて下が大きいのがよくて、
そうじゃないとダメ!!ということはないんです。

あと、上段は、遠くから目につきやすいので、大きくてシルエットが
分かりやすい方が、来店客の回遊性を高めます。

こんなわけで、同品番の陳列順序を指導するときは、
ヨコ、オクユキはいいですが、タテの指導をするときは
気をつけてください。

さて、ゴールデンゾーンの話ですが、よくある勘違いは、
お客様の目線でよく見える棚にあるものじゃないんです。
お客様の手でよくものがつかめて戻しやすいののが
ゴールデンゾーンです。

お客様の視覚的によく見える棚は、棚手前で、高さ120cmから高さ170cm位です。
つまり視野角の範囲内です。

これは確かに物は自然に見えますが、実はとりにくいんです。
腕を曲げて、上に向けて大きく振って取らないと取れないんです。
逆にゴールデンの70cmから12cmつて、大きく体を動かさなくても取れます。
つまり、「商品が見やすい」のがゴールデンではなくて、
「商品が取れて戻しやすい」のがゴールデンなんです。

商品は目立つけど、取りにくい・・・
だから、PPの位置は170cmより上にあるんですね。
展示棚としては、ちょうどいい高さです。(^^)

わかりましたでしょうか。
本日は、VMD指導、ああ勘違い、でした!!

ああ勘違いシリーズ2

さあ、今日も、ああ勘違いシリーズ行きますか。
VMD分類からです。

VMD分類のコーナー階梯を言うときに、
大分類/色、中分類/サイズ、小分類/柄、形 などと
いうとアウトになります。というのは、小分類で、柄と形、
どちらが優先かはっきりしないので、
販売スタッフもIPつくるのに困ってしまうからです。

その場合は、こういうんです。

大分類/色、中分類/サイズ、小分類/柄、小々分類/形 です。

VMD分類ツリーの左から順に言っていくことが大事です。
ただ、枝で並列になってしまう場合は、こう言います。

大分類/色、中分類/サイズ、小分類/柄、
花柄に関しては、小々分類/形、
水玉に関しては、小々分類/パイピングあり・なし です。

だから、これを
大分類/色、中分類/サイズ、小分類/柄、
小々分類/形、パイピングあり・なし 
とスタッフに指示してしまうと、棚割りどうやっていいか
わからなくなってしまいます。
VMD分類の指示は「正確」が必要なんです。

ただ、コーナー階梯がすごく複雑になった場合は、
小々分類、小々々分類、小々々々分類・・・と続けていくと
舌がもつれるので、この場合は下記にしましょう。

第1分類→第分類→第3分類→第4分類→第5分類。

その次。
PPの勘違い、いきますか。

棚の最上段にあるものは、なんでもかんでも
PPというのはやめてください。
これ、大きい勘違いです。

そもそも、PPの定義は、「IPの見本展示」になりますから、
例えば、バッグ売場の壁面展開の最上段にあるものはPPでないことが
多いんです。
IPの延長なんですね。
だから、コーチやヴィトンの売場に行き、あれはPPだというのは間違いでしょう。
あれはIPなんです。

それから、VMD指導する際に、「PPは必ずなくてはダメ」ということはないんです。
あれば越したことがないんですが、PPつくることはマストではありません。

これ、売場塾卒業生の中でときどきいるんですが、
PPの代用品ってたくさんあるんです。
例えば、ポスター。
例えば、ブランドサイン。
例えば、ウオーターフォール陳列。
例えば、固定オブジェ棚。

古い商業施設に入ると高さ2.4mしかないフロアなんてざら。
そんな時に無理してPPつくることもないし、
ケータイ電話や洗濯機など物理的にPPつくるのが難しいです。
そんな時は、代用するモノはいくらでもあるし、遠くからの誘客を
することもできるんです。

今日の勘違いシリーズはこの辺で。
それではまた。(^^)

ああ勘違いシリーズ 「定数・定量」「テーマ」

今日は、「勘違い」シリーズです。

売場がきれいになっていることイコール定数・定量ではないです。
VMDインストラクターが初歩的に勘違いしているのは、
棚の陳列点数が少なくて、きれいに佇んでいる売場を
「定数定量になっている」と言うことです。

まずは定数定量というVMD用語の使い方。
定数定量とは
●標準的な店舗面積に、何台の什器が望ましいかという定量ルール
●VMD分類による、主にグレードによる棚への商品点数のルール
をいいます。

だから、「定数・定量がしっかりしているブランド」
「定数定量を守っている売場やフロア」とはいいますが、
「きれいな売場、商品量が少ない売場」のことではないです。

ましてや、定数とは什器の数のことですから、
棚の佇まいを見て「定数があっている」というのは、
ほとんどギリシャ語です。

VMD用語の正しい使い方をしてください。(^^)

次は、テーマのネーミング。
「このウインドウのテーマは冬です」
うーん、それでは答えになっていません。

本部が支店に「ウインドウを冬というテーマでつくってくれ」
とは言わないのです。

言うなら、
「ウインドウを、週末夫婦のゆっくり過ごすあったかリビングナイト」
というべきです。

つまり、テーマとは、ウインドウディスプレイスタッフが
ディスプレイをつくる際に、出来上がりがイメージしやすい
ネーミングが必要なんです。

本部からディスプレイの指示書を出すときに、
「冬服で冬というテーマでウインドウをつくってくれ」という
指示はないのです。

ディスプレイテーマのネーミングには、
4W1Hがないとダメなんです。
どんなときに、どんな人が、どんな方法で、どんな場所で
なんのために・・・というものなんです。

わかりましたでしょうか。
また、勘違いシリーズやりますね。
楽しみにしておいてください。

VMDでの社長賞の取り方

今日は社長賞の取り方をお話しします。

最近、売場塾卒業生の方で、VMDで会社に貢献している…とのことで
社長賞を取った方が3名もいるんです。

しかも、今年に入ってからです。
いずれも有名ブランド企業で、うち2社は上場しているビッグな会社です。

すばらしいです。~
拍手!!

社長賞の内訳は、3名とも報奨金。
うち2名が海外研修。
すばらしいです!!!

VMDは新しい経営ノウハウで、それを会社が半信半疑で導入し、
VMDインストラクターがその担当になり、わが社の商品、あるいは
チェーン店の売上に多大な貢献を上げた・・・という理由です。

すごいな~。と思います。
VMD担当がわが社になくてはならないと、社長が思う。
その役割をVMDインストラクターが担う・・・。
これほど、うれしいことはありません。(^^)

海外研修は、主に小売企業が発達しているアメリカでした。
やっぱそうですね。
幹部候補生として、アメリカに行き、ますますVMDを磨いていく・・・
そんな人にまた秋葉でセミナーやってもらいたいです。
過去一度やりましたよ。

●アメリカ視察セミナー

さて、VMDインストラクターとしてどうやって社長賞を取るか?
その取り方を教えましょう。
過去2回、大手会社にいて社長賞を取った私がお教えしますよ。(^^ょ

社長賞を取るには、
●会社に多大に貢献した
●他人よりユニークな行いをした
この二つを満足させることが肝心です。

まず、●会社に多大に貢献した から行きましょう。
単なる「貢献」じゃダメなんです。
「多大な貢献」でないと。
例えば、20店まチェーン店の中で一番売上を上げた。
去年より50%売上アップした。
じゃダメなんです。

売上数字では、少なくとも億単位でないと。
売上たくさん上げたでは、社長さん出てきません。(笑)
0だった売上が1億増えた・・・でないとダメでしょう。
それには、新ブランド、ブランド転換、新業態開発くらいはしないと
0から1億円売り上げた・・・というイメージには見えません。
だから、銀座にお店を出して1億売上げたた・・・では誰でもできることなので、
そこがポイントです。

ただ、むずかしいのは、VMD担当は店長ではないので、
直接売上に貢献した・・・
とは見えませんので、画期的なショップデザイン、
画期的なVMDプロデュース、
画期的な品揃え、画期的なプロモーションの企画開発・
実施が必要でしょう。
大手マネキン会社におもしろいディスプレイをつくってもらって、
たまたまそれが
話題になった・・・というのでは、あなたの発想ではないし、
あなたがしたことではありません。

たまたま、別ブランドのVMD担当になって、それがたまたま好調なブランドで
売上もすごく日本で拡大した・・・だけでは社長賞はとれないんです。

具体的な事例を私の社長賞からお伝えしましょう。
広告代理店時代の話です。

そうなんです。
いまVMDの会社の社長やっているんで、社長賞は取れません。(^^)
昔の話をするしかないんです。

ひとつは、番組のプロデュース。
ひとつは、新規クライアント開拓です。

番組のプロデュースでは、自らラジオ局と交渉して、
土曜日のゴールデンタイム30分を
押さえて、ラジオ番組を1年つくりました。
すべて、自分で企画・シナリオ制作(初回のみ)、スポンサー開拓etc。
しかも、通常の営業ノルマにプラスで行ったので、
会社はだれも文句はいいません。
失敗すると、ラジオ局からもらった30分のタイムがすっ飛ぶので、
会社はその分のお金を
ラジオ局に払わなくてはいけません。
まあ、プロデュースした私は、失敗したら首ですね。

それを2ヶ月で企画・クライアントプレゼンして、番組ゴーしましたよ。
それが、「アースデザインマインドミュージック」という、音楽番組だったんです。
こちらの「トータルプロデュース」ご覧ください。

●深沢泰秀トータルプロデュース

もうひとつは、新規クライアント開発。
これは、わかりやすいです。
0から2億だったので、わかりやすいでしょう。(^^)

番組や雑誌プロデュースでざっと1.5億くらいですか。
数字で言うのはあまり好きではないのですが、会社の社長賞の杓子は
そうなので仕方がありません。

社長になった今も、あまり売上や利益をいうのは好きではありません。
でも、まあ会社の土台をなしているのは、この2つなので、やっぱり
オーバルリンク社長賞を上げるとしても、数字を少しは見るかな・・・。

でも、社長なので、社長賞はしれないのですが、「配当」という形で
社長賞はもらっていますよ。(~~9
なにせ、株主ですから。

もうすぐ、オーバルリンク第11期の株主報告です。
今日は、第11期決算概要つくっています。
そのうち、売場塾塾生賞というのをつくりたいですね。
これなら、いけるかも!!

昔、オーバルリンク7周年でプリンタを上げたのですが、
これ、せこかったです。(^^)

●7周年記念プリンタ

牧さん、まだ使っているのかな~。
●受賞者の牧さん

せこかったオーバルリンクをお許しください。

ということで、売場塾の皆さん、
社長賞獲得がんばってくださいね。
期待しております!!!

VMDインストラクター受験者急増中

売場塾第39期生の皆様、VMDインストラクター試験受験お疲れ様でした。
合格者には、本日、VMDインストラクター証書発送いたしました。
ご自宅か会社の方にじきにつくと思います。
おめでとうございます。(^^)

今年の夏は、VMDインストラクターの受験者が多く、
50人以上になっています。
去年の夏の受験者の倍になっています。
特に企業ごとに受験されるケースが増えてきました。
VMDインストラクターが社内VMDチームに必須の資格として
大手企業が採用し始めているんです。

ありがたいことです。(^^)
特に、企業様から指定VMDスクールとして採用されるケースが
多くなってきたのもうれしいです。
大手アパレル会社、インテリア会社、食品会社、流通企業等々・・・。

なお社内VMD担当としての役割はこちら。
売場塾は、こういうことができる人を育成しているんです。

●VMDインストラクターの役割

具体的に会社でどういう仕事をするか、どんな役割を担うかを
想定してVMDを教えています。
だから、ただVMDを勉強するということでは
ないところが売場塾のミソなんです。
将来の仕事で役立つノウハウとスキル、こちらが習得できるんです。

特に、VMDチームの見直しを考えている、経営企画部の方、
人事部の方、そしてブランド管理部の方に、このサービスは
うってつけだと思います。(^^)。
VMDインストラクター戦略プログラムと言い、どうやってVMDチームをつくるか、
どうやってVMDを進行していくか、ゴールはどんなところにあるのか、が
よくわかるサービスになつています。

詳しくは資料請求ご応募するか、
説明会にお越しください。(^^)

●VMDインストラクター戦略プログラム

●VMDインストラクター説明会

販売スタッフから店舗付VMDになる方法

最近の売場塾は、販売スタッフの方の受講多いですよ。
うれしい限りです。

そもそも、売場塾は、本部付VMDまたは、店舗付VMDの方が多く、
いまあるショップの佇まいをどうにかしたい、
収益がもっと出るお店にしたい・・・
と思っているケースがありました。

ディスプレイが好きだから、もっと道を極めたい・・・という
受講ケースもままありますが、まずはVMDをしっかり習得して、
店舗VMDとして能力を発揮したい・・・という方が多いです。

そうなんです。
VMDを習うからには、ディスプレイ制作というよりも
売場づくりをマスターして、
店舗付VMDに、そしていつかは本部VMD担当に・・・と
いう方が多いんです。

ただ、ここでひとつ問題があって、
企業がVMD担当はいらない、あるいはつくる必要がない・・・
と思っているブランドにいつまでも販売スタッフとしていても、
VMD担当にはなれません。
なぜなら、所属している組織がVMDをそんなに重要視していないからです。

本当にVMDプロとして活躍したい方は、
少なくとも店舗VMD担当がいるブランドに転職した方が
いいでしょう。

例えば、H&MとかMUJIとかユニクロとか、
アメリカンイーグルなどです。
ここには店舗VMDもいるし、本部VMDもいますよ。

まあ、ディスプレイが好きだから、
店舗運営の傍ら売場づくりをがんばる・・・という動機は
すごくいいと思います。

「あなたディスプレイうまいからこれやって」と
他店のウインドウも引き受ける販売スタッフや
店長もいますが、売場塾としては、
それをやることにより給料が上がる・・・というところまで
本格化してほしいなと思っています。

でないと、それはVMDを習うというよりも、
ディスプレイを習う・・・ということで、
ディスプレイが好き!という趣味の延長線にすぎないからです。

VMDを習得するからには、ディスプレイがうまくなる!!というよりも、
一歩進んで、少なくとも店舗付VMDになってほしいな・・・
というのが売場塾の本音なんです。

それがVMDインストラクターという資格の面目躍如たるところなんです。

そういう意味では、すでに何人ものかたが、
販売スタッフから有名ブランドの本部VMD、
あるていは店舗VMDに転身していますよ。
つまり、VMDで転職をしているということです。

店舗VMDは、専門職の場合と、販売スタッフ兼任の二種類があります。
VMDインストラクターには最低、兼任店舗VMDになってほしいです。
そのためには、どうしたらいいか、それは自己アピールなんです。
まずは、店長や本部の方に「VMDインストラクターの資格取った」と
言ってほしいです。

確かに資格だけ取ったから店舗でVMDできる!!
というピアールにはなりません。
でも、販売スタッフを続けながら、毎日売場づくりを工夫して、
写真を撮って記録して自分なりの集大成(3ケ月でも、1年でも)続けていき、
それを本部にピーアルしつつ、顧客も増やしていく。
そうしたら、VMD担当をつくろうとしないブランドでも重い腰を
上げるでしょう。
少なくとも兼任VMDとして役職が増えるでしょう。

例えば、あの成城石井でさえ、兼任VMD担当は
どんなに小さい店舗でも最低一人はいますので、
アパレル以外の方でも、夢と希望はありますよ。
ここは優秀者には海外研修のおまけつきです。(^^)

実際に、売場塾の卒業生は、何人ものかたが
社長賞を取って、海外研修にいっています。
優秀な先輩多いです。

VMDインストラクターの方は、ぜひ今度の大阪売場塾交流会、来てくださいね。
先輩である本部VMD、店舗VMDのお話が聞けますよ。
自分たちが、どうやって販売スタッフから本部VMDに
上り詰めたのかがわかるでしょう。(^^)

●フレンチVMD Cafe

お待ちしております!!

MUJIのタグの話

今日はMUJIのタグの話です。

MUJIさんはPOP見学に最適の店舗なんですが、
もうひとつ特徴があります。
それは商品タグなんです。
MUJIさんの商品タグは、仲間内ではPOPタグと言われているほど
優れていて、タグなのにPOPの働きをしているんです。

MUJIに行って、商品棚をよく見ましょう。
陳列のフェイスが揃っていて、均等陳列していて
グリッドもよくあっていてきれいに並んでいます。

そして、商品タグがシールになって、フェイスアウトしているんです。
そうなんです。箱モノの多くは、フェイスアウトした面の一部に
きちんとタグシールが貼られていて、そのまま商品説明POPになっています。

ふつうの量販店では、棚にPOSレールというプライスカードをはさむ塩ビの
レールが設置してありますが、MUJIはあまりそのようなものはありません。
そのかわり、フェイスアウトした商品にタグシールが貼られていて、
それがそっくりそのまま商品説明POPおよびプライスカードになっています。
なかなか効率いいです。

そして、タグの一番上には、3行×13文字くらいの商品説明が
なされています。
ほとんどの商品タグに説明がなされているんです。
しかも、驚くのは「ほぼすべての商品にキャッチフレーズがついている」ことなんです。

箱モノはシールですが、食品の場合はこんな感じにタグが印刷されています。
これはMUJIのたい焼きです。上に3行の商品コピーが。

「その次がある」フェイスタオルもそう。
だいたいの商品名にキャッチフレーズがついています。
なんと管理された、素敵なタグのシステムでしょうか。

やっぱり一光さんがつくったタグデザインいいですね。
20年たっても同じデザインなんです。すごい。
一光さんといえば、東京オリンピックのポスターで有名なデザイナーです。
MUJIの生みの親。

商品説明が3行で入り、商品名の上にキャッチが入る。このしくみ。
2種のアンダーバーで仕切られているだけの簡素なデザイン。
なかなかです。

VMD担当の皆さん、POPはシステムです。
しくみといっていいでしょう。
POPのデザインをする、コピーを書く前に、しくみ化しましょう。
ほとんどのVMDの仕事は、POPをシステム化するといっていいでしょう。
その仕事をMUJIに見ました。

売場塾の受講生の皆さん、
それでは来週、アパレルコースで会いましょう。(^^)

VMDインストラクターのバックヤードアドバイス

今日は、VMDインストラクターのコンサルの特色、
バッヤードアドバイスについてお話しします。

普通、VMDコンサルは売場でアドバイスするのですが、
VMDインストラクターの特色として、お店の裏でアドバイスしています。

これ、どういうこと。と思うかもしれませんが、お店でアドバイスするよりも、
お店の裏でのアドバイスも重宝している、
VMDインストラクターの特色です。
この方が、店長さんを納得させることができます。

お店では、目線ツアーと言って、お客様の目線で売場をアドバイスしていますが、
VMDアドバイスのまとめとして、タブレットを使って、
お店の改善点を、バックヤードで店長たちに説明しています。

これが、バックヤードアドバイスというものです。
写真で解説した方が、店長さんたち、納得していただけるからです。
というのは、現場では視界を制限できないんですが、
タブレット写真では制限できるからです。

きれいなショッピングモールに入っているお店は、
周りがきれいなので、お店の中もきれいに見えます。
これ、ハロー効果というんですが、
陳列乱れても店長は気にならないんですね。

ところが、タブレットにだけ映された陳列の写真は周りが見えていません。
乱れた汚い陳列が画面にでかくクローズアップされているんです。

店長は、あらら実はうちの売場ってすごく見にくくて選びにくかったんですね、
と納得。

このように、バックヤードアドバイスは、売場の真実を着実に物語ってくれます。
そう、売場塾のVMDコンサルメソッドって、写真をベースにしているんです。
写真はとても大事なんです。

もちろん、現場でのコンサルはやった方がいいんですが、
まとめとして、バックヤードに移って、
椅子に座って落ち着いたところで、
タブレットに映された写真を見せて解説する、
これマストです。(^-^)

こんな感じで、卒業生のみなさん、
タブレット使っています。

●タブレット使用例

全国のVMDインストラクターのみなさん、
バックヤードアドバイスがんばってくださいね。
詳しいやり方は、週末のVMDインストラクター指導コースで説明します。(^^)

フロア回遊時間を伸ばそう

ディズニーランドが来月からナイトチケットを
500円上げるそうですね。
なーるほど。。

ディズニーランドのナイトチケットすごく売れ行きよくて、
35周年過ぎたにもかかわらず入場者は上回っているそうです。
しかし、物販部門7%ダウンしているんですよね。

どうしてかというと、夕方からの入場者比率が増えているからです。
店内滞在時間が短くなるということは、物販売上下がっちゃうんですよね。

ということは、昼間のうちに入場させて、
お土産店の回遊時間上げるしかないんですが、
ナイトイベント流行り過ぎていて、無理感があったんでしょう。

このように、広大な物販店と化したテーマパークは
どんだけお客様の滞在時間を長くできるかが勝負。
これはSCにも言えるでしょう。
そのために、カフェや休憩所、散歩道、
イベントを用意しているのだから。

特に百貨店の最近は、これに気が付いてベンチを置いたり
カフェをつくったり・・・と高齢者を休ませる場を増やしていますね。
休ませておいて、また元気にショッピングをしていただこうという・・・。
その最たるものが伊勢丹新宿で、
文字通りパーク(公園)ですからね・・・。

名古屋高島屋も、それに気が付いて新規フロア改装では、
どっと中央にパーゴラつきのレストコーナーをつけています。
あれは驚きました。有にテナント4.5店入れるスペースです。
そして伊勢丹もパークをつくったおかげで、
売場面積10%減りました…。

でも売上20%増加ですから、
店内回遊時間を大幅にアップさせています。
これですね。

売場を拡大すれば、売上が上がることはなく、
むしろ下がるでしょう。
問題は、お客様がそこに長く滞在してくれるかです。

店内体内時間が上がれば、売上も上がる。これ常識。
現に、当社がデザインした昨年の専門店、店内滞在時間が
倍になり、客単価も2倍になっているんです。(^^)

今月いっぱいは夏物バーゲン最終ですね。
店内回遊時間を伸ばして、売上上げちゃいましょう!!